一言
最近、生成AIがどんどん進化していますね!敬語に変換してくれるAIや、パワポを作ってくれるAIなど、面白そうなものが次々と登場しています。気づけば、プライベートの時間もいろいろ試して遊ぶように…。そんな中でも今回は、業務で使えそうな検索系AIのものをまとめてみました!
はじめに
IT業界で働くと、まったく知らない業界の案件にアサインされることがあり、案件の背景や知識を集めるのに多くの時間を費やすことが課題となっています。最近は便利なAIが増えていることから、AIを活用して知識集めの時間を短縮できないかを考え、費用がかからず信頼できる内容を取得できる便利な生成AIをいくつかピックアップして比較検証しました。
調査
今回対象としたAIは以下の通りです
1. ChatGPT
概要: OpenAIが開発した生成AI。幅広いトピックに対応し、柔軟な対話を提供。
特徴: 1. 人間らしい自然な文章で回答。
2. 幅広い知識を基にした情報提供。
3. 質問の再定義や追加入力への対応が得意。
主な用途: 情報収集、創造的なアイデア出し、コードや文章の生成。
2. Perplexity
概要: Google AI出身のチームによる対話型検索エンジン。質問応答から情報探索まで対応。
特徴: 1. 文脈やニュアンスを解釈する高度な対話性能。
2. 回答に情報源リンク付きの脚注を提供。
3. 継続的な文脈を維持した会話が可能。
主な用途: 質問応答、トピックの深堀り、情報の事実確認。
3. Felo
概要: 日本発の多言語対応AI検索エンジン。偏りの少ない深層検索が特徴。
特徴: 1. バイリンガル検索で関連情報を要約。
2. 信頼性の高い情報源を厳選し提供。
3. 広告や偏見を排除したクリーンな検索結果。
主な用途: 多言語情報収集、深い検索体験。
4. GenSpark
概要: 生成AIを活用した検索プラットフォーム。カスタムページ「Sparkpage」を生成して効率的に情報提供。
特徴: 1. 複数のAIエージェントによる高度な情報収集。
2. Sparkpageで広告やスパムのない包括的な情報を提供。
3. AIコパイロットが即座に関連情報を提示。
主な用途: 効率的な検索とタスク処理、計画や調査の簡略化。
比較方法
比較の方法としては、同じ質問をそれぞれのAIに投げかけ、
結果を比較することで検証しました。評価軸は以下のものとします
・対話応答:話し言葉でも通じるか
・最新情報:最新情報を取得できるか
・出典明示:どこから情報を取得したか検索できるか
・分量:質問に対し、どのくらいの分量(文字数)で返すか
・デザイン性:見やすいか
・待機時間:質問から返答までの時間
・検索のヒント:質問に対し、深堀の質問を提案してくれるか
・その他:他に機能があれば記載
比較結果
評価は3段階 相対的に判断 とても良い:◎ 良い:〇 普通:△
(評価は個人的感想, 情報が古い可能性あり)
結論
対話の質・情報量重視 → ChatGPT / GenSpark
最新情報・出典重視 → Felo / Perplexity
検索のスピード重視 → Perplexity
多機能性を求めるなら → GenSpark
個人的おすすめ → GenSpark!!!
最後に
AIを活用することで、キャッチアップにかかる時間を大幅に短縮できる可能性があります。特に無料で使えるツールは気軽に試せるため、いろいろ試してみるといいと思います!
間違いなどありましたら教えてください。最後までお読みいただき、ありがとうございました!