はじめに
先日、20日間の学習を経て、AWS Certified Cloud Practitioner(以下AWS CLF)試験に合格しました。このブログでは、私がどのように学び、合格まで至ったかをご紹介します。AWSに興味をお持ちの方やCLF受験を検討中の方の参考になれば嬉しいです。
試験概要
AWS CLFを受験するメリット
1. AWSの基礎知識を習得
AWSの主要な概念やサービスを体系的に学ぶことで、今後の学習や業務に役立てられます
2. 次回受験が半額に
合格者は次回のAWS認定試験が半額になるクーポンを得られるため、「AWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA)」など上位資格への挑戦がしやすくなります
3. 業務での理解度向上
AWSに関する会話や資料が理解しやすくなり、業務に役立てることができます
AWS CLFを受験して得た変化
試験前の状況
試験勉強を始める前の私は、ITパスポートやJava Bronzeの資格を持つ程度のIT知識しかありませんでした。AWSについては研修で「S3」「EC2」「RDS」といった名前を聞いたことがある程度で、それぞれのサービス内容は漠然としか理解していませんでした。
業務や会議でAWSの話題が上がるたびに、内容についていけないもどかしさを感じていました
試験勉強を通じての変化
CLFの学習を進めるにつれて、AWSの主要サービス名やその特徴を覚えました。その結果、業務でAWSの構成図を見る際も、以前よりも深く理解でき、自分の成長を実感しました
AWS も CLFは、AWS初心者が基礎を学ぶ第一歩として最適な資格と紹介していましたが、本当にそうだなと感じました
使用した教材と学習期間
学習期間
20日間
メイン教材
書籍:一夜漬けAWS認定クラウドプラクティショナー
インプット教材として使用しました
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おすすめポイント
- サービスがカテゴリごとに整理されており、理解しやすい
- 必要最低限の情報で、効率的に学べる
- コンパクトな内容で、繰り返し学習がしやすい
- 書き込みできる余白がある
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ものたりないと思ったところ
- サービスの違いをさらに明確にしてほしい
→ 調べたり、ChatGPTを使用し明確化
- サービスの違いをさらに明確にしてほしい
Udemy講座:AWS認定クラウドプラクティショナー模擬試験問題集(6回分390問)
アウトプット教材として使用しました
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おすすめポイント
- 本番試験より難しい設問が多く、本番が簡単に感じられる
- 基本レベルと応用レベルに分かれており、段階的に学べる
- 豊富な問題数で、理解を深めやすい
- 解説が簡潔で分かりやすい
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ものたりないと思ったところ
- 正答確認が1回(65問)終わらないとできない
学習の流れ
- 書籍を1周流し読みして概要を把握
- 基本レベルの模擬試験を2回分解いて出題傾向を確認
- サービスの概要や違いを意識しながら書籍を再読
- 基本レベルの問題2回分+応用レベルの問題2回分解く
- 書籍を再度読み直し、理解を深める
- 応用レベルの問題をさらに2回分解く
- 不明点を調べて補強
- 最終的に模擬試験を解いて総復習
Udemy模擬試験の正答率推移
- 基本問題①:40% → 56% → 76%
- 基本問題②:36% → 50% → 75%
- 応用問題①:36% → 64% → 66%
- 応用問題②:40% → 53%
正答率の上昇を通じて、着実に理解が深まっていくのを実感しました
Udemyの問題は本番よりも難しい印象がありました
時間の関係で応用問題③④は実施しませんでした
学習の工夫とポイント
解き直しや見直しで意識したこと
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問題演習の量を絞る
- Udemyの問題をすべて行うのではなく、絞って理解度を深めた
- 書籍も絶対に覚えるべきところと、何となく理解するところを切り分けた
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問題の傾向を把握
- サービスの概要を理解
- サービス間の違いを明確にする
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ChatGPTの活用
- サービスの違いが分からない場合に解説を依頼
- 模擬試験の不明点を質問して解消
まとめ
AWS CLFは、AWS初心者にとって最初のステップとして最適な資格です。この学習を通じて、業務での理解度向上や次の資格への挑戦の自信が得られました
これからAWSを学びたい方やCLF受験を考えている方に少しでも役立つ情報となれば嬉しいです
最後までお読みいただきありがとうございました!