zshを少しでも使いやすくするため、.zshrcで基本的な部分だけの設定を書きました。
最低これを書けばそこそこ使えるようになると思う。(多分)
ここからはzshが端末にインストールされていることを前提に書きます。
まずは、設定ファイル(.zshrc)をホームに作成し、viやemacsなどお好みのエディタで編集。
プロンプトの設定
ホスト名などに色をつけたいので、色の読み込み設定を記述。
autoload -U colors
colors
プロンプトの左側にホスト名やコンピュータ名を表示させる。
ホスト名とコンピュータ名を左側に表示させたい場合
PROMPT='%n%m# '
ホスト名のみを左側に表示させたい場合
PROMPT='%B%F{cyan}%n%f%b %# '
↑この表記の場合、色はシアン、太字でホスト名を表示。
{cyan}の部分はお好みの色に設定します。
プロンプトの右側にカレントディレクトリを表示させる。
RPROMPT='%B%F{green}[%d]%f%b'
↑この表記の場合、色はグリーン、太字でカレントディレクトリを表示。
補完機能の追加
補完機能を追加する。
autoload -U compinit
compinit
コマンド履歴の設定
実行したコマンドの履歴をどこまで保存するかなどを設定。
HISTFILE=~/.zsh_history #保存先
HISTSIZE=10000 #保存するサイズ
SAVEHIST=10000
setopt hist_ignore_dups #直前に実行したコマンドは履歴に残さない
setopt share_history #別タブで開いて実行したコマンドも入力履歴として共有する
setopt auto_pushd #cd+tabで以前移動したディレクトリを表示させる
setopt pushd_ignore_dups #同じディレクトリは追加させない
エイリアスの設定
エイリアス(別名)を設定。
alias ls='ls -G'
alias ll='ls -lG'(※)
alias la='ls -A'
alias l='ls -CF'
#alias rm='rm -i'
#alias cp='cp -i'
#alias mv='mv -i'
#alias vi='vim'
alias -g G='| grep'
alias -g L='| less'
alias -g H='| head'
alias -g T='| tail'
alias -g S='| sort'
alias -g W='| wc'
alias -g X='| xargs'
alias tsp='tmux new-session \; split-window -h -d'
alias tvsp='tmux new-session \; split-window -d'
補足
(※)の部分のlsコマンドのエイリアス設定において、Macでは上記のエイリアス設定で動くが、Linuxでエイリアスの設定を記述する場合は、lsコマンドのエイリアスは下記のように記述する。(2017年12月27日追記)
alias ll='ls -lF'