VSCode Remote Containerをコマンドラインから直接開くことができるようになったのでやってみた

VSCodeのRemote-Containers extensionでContainerをコマンドラインから直接開くことができるようになりました。
これまではVSCodeを起動した後にContainerを開く必要があり手間に感じていたため、試してみました。

準備

devcontainer cliをインストールする必要があります。
私はWSL2(Debian)で実施しましたが、Macでも同様の手順になると思います。

1. Remote-Containers extensionのv0.188.0以降がインストールされていることを確認します。

2. F1を押下してコマンドパレットを開き、Remote-Containers: Install devcontainer CLIを選択します。
   

3. AddでPASSを追加します。
   

4. OKを押して、メッセージに従ってシェルを再起動します。
   

5. devcontainer cliがインストールされていることを確認します。

   $ devcontainer --help
   devcontainer <command>
   
   Commands:
     devcontainer open [path]             Open a dev container in VS Code
     devcontainer build [path] [options]  Build a dev container image
   
   Options:
     -h, --help  Show help  [boolean]
   

6. 準備は以上です。

動作確認

openコマンドでContainerを直接開くことができました✨
なお、Containerの設定ファイルがあるディレクトリに移動するか、引数のpathを指定する必要があります。

$ devcontainer open