最近、業務でSVGを使う機会が増え、他の画像形式との違いが気になりました。この経験を踏まえて、JPEG、PNG、GIF、WEBP、SVGの特徴を簡潔にまとめることで、画像形式の選び方を理解しやすくしたいと思いました。この記事では、各形式の基本的な違いと用途をわかりやすく説明します。
1. JPEG(.jpg / .jpeg)
- 圧縮方式: 非可逆圧縮(ロスイー)。ファイルサイズを小さくするが、画質がわずかに低下する
- カラー: 24ビットカラー(約1677万色)
- 透明性: サポートしない
- アニメーション: サポートしない
- 用途: 写真や色が豊富な画像に最適。例:旅行の写真
2. PNG(.png)
- 圧縮方式: 可逆圧縮。画質が保たれる
- カラー: 24ビットカラー(約1677万色)、透明度のアルファチャネルサポート
- 透明性: 完全な透明性をサポート
- アニメーション: サポートしない
- 用途: ロゴ、アイコン、透明な背景が必要な画像に最適。例:ウェブサイトのアイコン
3. GIF(.gif)
- 圧縮方式: 可逆圧縮。画質が保たれるが、色数が制限される
- カラー: 最大256色
- 透明性: 単一色の透明性をサポート
- アニメーション: サポートする。複数のフレームを連続表示できる
- 用途: シンプルなアニメーションやグラフィックに最適。例:ウェブサイトのバナーや短い動きのある画像
4. WEBP(.webp)
- 圧縮方式: 可逆圧縮および非可逆圧縮。高い圧縮率と画質を両立
- カラー: 24ビットカラー、アルファチャネルサポート
- 透明性: 完全な透明性をサポート
- アニメーション: サポートする。複数のフレームを含むアニメーションが可能
- 用途: 高画質かつ小さいファイルサイズが必要な場合に最適。例:Webページの画像
5. SVG(.svg)
- 圧縮方式: 圧縮なし(XML形式で圧縮可能)
- カラー: ベクター形式で、色やグラデーションを自由に設定可能
- 透明性: 完全な透明性をサポート
- アニメーション: CSSやJavaScriptでアニメーション可能
- 用途: ロゴやアイコン、スケーラブルなグラフィックに最適。例:ウェブサイトのロゴやアイコン
最後に
この記事を書くことで、画像形式の特性と選び方についての理解が深まりました。特にSVGの使いどころや他の形式との違いが明確になり、今後の業務に役立てたいと考えています。もし補足や違う点があれば、ぜひ教えてください。