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SPA(Single Page Application)についてざっくり

Last updated at Posted at 2022-01-22

■はじめに

従来の一般的なWebアプリケーションの画面表示切り替えの設計手法は、ユーザのアクションに応じてサーバーから次に表示する画面のHTMLを受け取り、そのたびにヘッダやフッダを含めて全て更新する設計手法であり、これを"MPA(Multi Page Application)"と言う。

これに対して、Webアプリケーションに最初にアクセスしたときに全画面表示に必要なJavaScript,HTML,CSSをサーバーから受け取り、画面表示切り替えする際はサーバーからは必要なデータ(通販サイトであれば商品の金額や在庫数など)のみを受け取り、初めに受け取ったJavaScriptで次に表示するHTMLを生成し差分のみを更新する(ヘッダやフッダなどが更新不要であれば更新しない)設計手法を"SPA(Single Page Application)"と言う。
以降にSPAについてざっくりまとめると、、

■従来型…MPA(Multi Page Application)

ユーザのアクションに応じてサーバーからHTMLを受け取り、そのたびにヘッダやフッダを含めて全て更新する設計手法

■SPA(Single Page Apication)

最初にサイト全体の表示に必要なJavaScript,HTML,CSSなどを受け取った後は、必要なデータだけをサーバに要求し差分を表示する設計手法
(必要なデータはサーバーから非同期的にJSONデータとして受け取る)

■従来型(MPA)とSPAの比較

画面切り替え時の従来型(MPA)とSPAの比較すると、

従来型(MPA) SPA
サーバーから受け取るもの HTML,CSSなど
→通信量大
データのみ(JSON方式)
→通信量小
画面更新箇所 画面全てを更新
(ヘッダやフッダ等の更新不要箇所も更新)
更新が必要な箇所のみ更新
(ヘッダやフッダ等更新不要箇所は更新しない)

■SPAのメリット

よってSPAのメリットとしては、
・画面切り替え時のサーバーとの通信量を抑えることができる
・画面更新にかかる時間を短くすることが可能

■SPAのデメリット

またSPAのデメリットとしては、
・最初のローディングの際にHTMLやJavaScriptなど全てのデータを取得する必要があるため、初期ローディングに時間がかかる
・実装コストがかかる、開発に慣れている者が少ない、などなど

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