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AWS の Cost Optimization Hub(コスト最適化ハブ)を試してみよう

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11/26にリリースされたCost Optimization Hub(コスト最適化ハブ)を動かしてみる
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/new-cost-optimization-hub-to-find-all-recommended-actions-in-one-place-for-saving-you-money/

いざ有効化

デフォルトは無効化されている。
なにはともあれ有効化してみる。
image.png

推定削減額の集計条件は以下の7つから選べる。
image.png

リージョンやリソースタイプなどで細かくフィルタリングできるそう
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なかなかグラフが出ないなと思っていたら...
どうやら集計に最大24時間かからるらしい(えー
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集計結果を眺めてみる

推定削減額の条件が AWSリージョン だと以下のようなグラフが表示される。
一月あたりの推定削減額が表示されている。
image.png

推定削減額の条件を変えることでグラフの表示内容が変化する。

推定削減額の条件が リソースタイプ だと、どのリソースに対してどんな推奨アクションがあるのかがわかる。
image.png

他にも
推定削減額の条件:推奨アクション
推奨アクションごとにまとめられている。推定削減額の条件:リソースタイプのほうが内訳が見られてわかりやすいように見える。
image.png

推定削減額の条件:実装作業
image.png

推定削減額の条件:リソースの再起動は必要ですか
image.png

推定削減額の条件:ロールバックは可能ですか
image.png

具体的なレコメンデーションを確認してみる

推奨アクションがあることはわかった、では具体的に何すればいいのか。
それはグラフ右下の「機会を見る」ボタンをクリックすることで確認できる。
image.png

リソースごとの推奨アクションの内容が見える...見えるぞ!
推奨リソースの概要を見ると、いくつあるどのインスタンスタイプに対して何年の期間でリザーブドインスタンスやSavingsPlanを買うことを推奨するかが書かれている。

また、これらの推奨事項は重複が排除されているとのこと。
複数の推奨アクションがあった場合、その中で最もコスト削減額が高いものを推奨して表示するようになっているようです。

image.png

image.png

さらに、推奨アクションをクリックすると、推奨事項のより具体的なアクションプランを見ることができます。
image.png

さらになんと、プルダウンの中から他の推奨アクションが選べる!
表では期間3年でリザーブドインスタンスを購入することが推奨されていますが、1年で購入する場合のアクションプランを見ることができる。
image.png

image.png

期間3年での購入しか提案されないのであれば使いにくいなと思っていましたが、こうして異なる購入方法も提案してくれるのであれば、使い勝手が良さそう!

ちなみにSavings Planの推奨アクションはこのように表示される。
時間単位の推奨コミットメントを計算してくれているので、この通りに購入するのであれば自分でコミットメントを計算しなくていいので楽だ。
image.png

まとめ

AWS Cost Optimization Hub (コスト最適化ハブ) の複数アカウントのコスト最適化に必要なアクションを網羅的に簡単に確認できるようになった。
なんといっても無料なので全アカウント今すぐに有効化することをおすすめしたい。

推奨してくれるアクションにはプロジェクトの事情はもちろん考慮されていないので、何をどのタイミングで実行するのか、実際はどれくらいリザーブドインスタンスやSavings Planを購入するのかの検討は別途行う必要がある。
コスト最適化のきっかけづくりの一つと考えるのが良さそう。

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