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IKS + Db2 on IBM Cloud で DBアクセスアプリを動かしてみた(5.Db2 on IBM Cloud の準備)

Last updated at Posted at 2020-08-22

はじめに

IKS + Db2 on IBM Cloud で DBアクセスアプリを動かしてみた」の 第5回です。
ここでは、 Db2 on IBM Cloud のセットアップについて記載します。
図の赤枠の部分です。

31.png

実施内容は以下の通りです。

  • Db2 のオーダー
  • 資格情報の作成
  • Db2 コンソールへのアクセス
  • サンプルテーブルの作成
  • (参考)IBM Data Studio

Db2 のオーダー

まず、「IBM Cloud Login 画面」からログインしてください。
ダッシュボードが表示されます。

25.png

上部の 「カタログ」または、右上の 「リソースの作成」 を押します。
カタログが表示されます。
表示されたカタログの検索画面で 「Db2」と入力して検索してください。

32.png

表示された Db2 を選択すると、Db2 のオーダー画面が表示されます。

オーダー画面では、以下のように選択・指定してください。

  • リージョン : ロンドンやダラス等、 料金プランに「Lite」があるリージョン
  • プラン   : Lite
  • EMail     : メールアドレス
  • 上記以外  : デフォルトのまま

33.png

設定後、ウィンドウ右側の見積もり欄で 無料 であることを確認し、「作成」ボタンを押します。

34.png

IBM Cloud の Db2 画面が表示されます。

35.png

資格情報の作成

外部から Db2 へアクセスするための資格情報(要はユーザーIDとパスワードなど)を作成します。
IBM Cloud の Db2 の画面左側から 「サービス資格情報」を選択します。
表示されたウィンドウ上で、「新規資格情報」ボタンを押します。

36.png

資格情報の作成画面では、特に変更せずに「追加」ボタンを押します。

37.png

すると、資格情報が作成されるため、 それを開いて内容を確認します。

38.png

よく見なければわかりませんが、 DB への接続情報(非SSL / SSL)などが記載されています。
以下の情報を記録しておきます。 (この画面に戻ればいつでも確認できます)

  • DB名   : db 部分
  • ホスト名 : hostname 部分
  • ポート番号: port 部分
  • ユーザーID: username 部分
  • パスワード: password 部分

今回は 非 SSL で対応します。

Db2 コンソールへのアクセス

次に、 Db2 を操作するための Db2 コンソールにアクセスします。
IBM Cloud の Db2 画面左側から、「管理」を選択します。

39.png

管理メニューの画面上に表示されている 「Open Console」ボタンを押します。
すると、別のタブで、 Db2 の Console が表示されます。

40.png

サンプルテーブルの作成

画面左上のエメラルドグリーンの三本線を押し、メニューを表示させます。
メニューから 「RUN SQL」を選択します。
(なお、このメニューから、データのロードや、Db2 のレスポンスタイム・スループットのグラフの表示など、様々なことが可能ですがここでは割愛します。)

41.png

すると SQL 入力画面が表示されるため、必要な SQL を入力し、「RUN ALL」ボタンを押して実行します。

42.png

今回のサンプルアプリで利用するテーブルの DDL文は以下の通りです。
test01 という名前のテーブルを作成しています。
内容としては、ホスト名(最終的にはコンテナのホスト名)とアクセス数を格納するための定義が含まれています。

Table-DDL
create table test01 (
        hostname Char(80) Not NULL,
        count int
);

実行すると、コンソール右側に実行結果が表示されます。

43.png

Db2 コンソールの最初の画面で、 Table が作成されていることを確認します。
(コンソール上部の 「IBM Db2 on Cloud」部分を押すと戻れます)

44.png

スキーマ名をチェックすると右側にテーブルが表示されます。
(スキーマ名はわかりやすさのために消しませんでした。。。まぁ、当記事記載時点では存在しないので問題ありません)
テーブル名がリンクになっており、それをクリックすると、テーブル定義や、データを見るボタンが表示されます。

45.png

(参考)IBM Data Studio

ここまでは、 ブラウザから Db2 on IBM Cloud のコンソールにアクセスして操作していましたが、
もし、 IBM Data Studio を利用している方がいらっしゃるようであれば、そちらから操作しても構いません。

IBM Data Studio

46.png

私はコマンドライン派なので、コマンドで操作したいのですが、Db2 クライアントが導入されている端末から
Node カタログ、DB カタログを作成して db2 connect to... でアクセスすればアクセス可能です。


お疲れ様でした。
今回はここまでとし、次回は [6.DBアクセスアプリケーションの準備 (java)] を実施します。

←:IKS + Db2 on IBM Cloud で DBアクセスアプリを動かしてみた(4.IBM Cloud Container Registry の準備)
↑:IKS + Db2 on IBM Cloud で DBアクセスアプリを動かしてみた(1.概要)
→:IKS + Db2 on IBM Cloud で DBアクセスアプリを動かしてみた(6.DBアクセスアプリケーションの準備 (java))


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