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kubernetes the hard way on PC(4.Clone 作成)

Last updated at Posted at 2020-07-12

#初めに

kubernetes the hard way を PC でやってみる」の4回目、「Clone 作成」についてです。( 目次
今回は、 kubernetes the hard way でいうと、3つ目の Provisioning Compute Resources に該当します。

なぜいきなり3番目から行くのか、というと
1番目: Prerequisites
  Google Cloud Platform の準備の話しで、今回は直接該当しないため
  (というか、内容としては1~3回目が該当します)
2番目: Installing Client Tools
  これは、当一連の記事の中では、次回実施します。

Google Cloud のことを知らないからだと思いますが、
kubernetes the hard way の Installing Client tools は いったいどこのサーバーに対してやっているんだ、、、というのが
わかりませんでした。。。
そのためこの一連の記事では順番を入れ替えています。

この記事は、以下の作業を行うという内容です。

  • VM のクローン
  • クローン後のVMのホスト名、IP 設定

図で言うと赤枠部分の作成になります。

04.png

#VMのクローン

共通で使うものや設定を入れたのち、テンプレート用の VM をシャットダウンします。
停止状態で、 virt-manager からクローンを作成します。
テンプレートVMを右クリックし、 Clone を選択します。

35.png

VM 名を指定し、Storage については Clone this disk が選択されていることをかくにんし、Clone ボタンを押します。
36.png

VM が作成されます。
37.png

作成完了後、右クリックし、Run を選択して起動します。
38.png

クローン後の VM のホスト名、IP の設定

起動後の VM はテンプレートと同じホスト名、IP アドレスを持っていますので、
その修正が必要です。 ユーザーも同じですので、テンプレート作成時のユーザーでログインします。

hostnamectl コマンドで ホスト名を変更します。

root@ubuntu20:~# hostnamectl set-hostname k8smaster0
root@ubuntu20:~# hostname
k8smaster0

次に IP アドレスを変更します。 ubuntu では netplan というのを使うんですかね。。。(RedHat派)

/etc/netplan 配下に 00-installer-config.yaml ファイルがあることを確認します。

root@ubuntu20:/etc# cd /etc/netplan/
root@ubuntu20:/etc/netplan# ls
00-installer-config.yaml

それを修正します。 基本的には IP アドレス部分を修正するだけです。

# This is the network config written by 'subiquity'
network:
  ethernets:
    enp1s0:
      addresses:
      - 192.168.199.200/24
      gateway4: 192.168.199.254
      nameservers:
        addresses:
        - 192.168.199.254
  version: 2

修正後、 本来は netplan apply で反映させますが、 ssh で入っていると切断されるため、
再起動し、新しいIP でログインしなおします。

同様に、 k8smaster1, 2, k8sworker0,1,2  の計6台クローンします。

39.png


今回はここまでとして、次回はようやく kubernetes the hard way の内容に入ります。

3.VM 作成
目次
5.Client Tools


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