※1週間限定で、「勝手に毎日投稿祭り」と題して毎日投稿しています。
ぜひぜひ、皆さんも便乗して下さい。
最近、調査した問題で、電源を落としても勝手にまた起動しているサーバがあり、サーバの自動電源ONの仕組みってどう設定がされているのかを調べる機会がありました。
電源が落ちてたら、いくらcronでスケジューリングしても、実行される事はないし、外部機器とかを使わないと自動で電源がつくことはないと考えていました。
###が、しかし!
自動化は、サーバだけで実現できることに気づきました!
方法としては、BIOSを使用します。
BIOSの種類によって、Auto Power On
で設定したり、Power On By RTC Alarm
を使ったりと設定方法は、多々ありますが、BIOSに電源設定機能が備わっている場合は、設定できます(私のPCは出来ませんでしたが、Windows等でも出来るようです)。
ですが、サーバのBIOSって敷居が高いというか物理のサーバを使わなくちゃなかなか操作できないから覚えられないって思いませんか?
実は、仮想サーバでもBIOSはいじれました!
VMwareを使って仮想サーバのBIOS表示する場合は、以下のようにします。
####仮想マシン起動時にF2キーを押下
vmwareマークが出ている間に押下しなくては、いけないのだが、この時間が、非常に短く、上手くできない場合は、仮想マシンの[マシン名].vmx
ファイルに以下を追加すれば、BIOSに入れる時間を延ばすことができる。
bios.bootDelay="10000"
←例では、10秒に設定。
これで、仮想サーバしかいじれない環境でもBIOSをいじってサーバを動かしてみることが出来る。
是非、使ってみて下さい。