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個人アプリ開発日記 #2

Last updated at Posted at 2020-12-30

目次

1.はじめに
2.制作背景
3.おわりに

1. はじめに

昨日の記事(個人アプリ開発日記 #1)では、転職活動を間近に控える私が
ポートフォリオとして制作中のアプリについて概要を説明しました。
そして、今回は「なぜこのアプリを作るに至ったか」について深掘りしていきます!

自分の振り返りと理解を深めることで、今後のアプリ制作に活かしたいと考えています。
内容には個人的なことなので再現性は低いかもしれないのですが、制作背景から
アプリ開発に至るまでのプロセスで、悩んでいる人や困っている人の参考になれば嬉しいです。

2. 制作背景

ポートフォリオとしてアプリを作る際に、どのようなものを作れば良いか最初は全く分かりませんでした。
よく、スクールの卒業課題の「フリマアプリのクローン」に手を加えた物をポートフォリオとして
提出する人が多いことは、Twitter等の媒体を通じて知っていました。

私自身、初学者の身なので上記に対して何も意見できる立場にないですが、せっかく作るのであれば
新規事業を立ち上げるようなつもりで(大袈裟?)、0から始めたいという思いだけは強く持っていました!
とは言うものの、これまで特別な人生経験をしてきたわけでも、圧倒的な知識があるわけでも、
卓越した発想力もないので、アイデアが浮かばずに1ヶ月ほどモヤモヤした日々を過ごしていました。

その原因について自分なりに分析してみたのですが、「不特定多数の壮大な人」を無意識の内に
ターゲットに設定してしまっているからではないかと感じました。それは、日頃自分が利用する
アプリやサービスが大衆に支持されている一般的なモノが大半を占めているからだと思います。
そこで、「不特定多数」ではなく「自分の身近な人」の何かしらの課題を解決する、
あるいは生活を少しでも豊かにするものを作りたいと思うようになりました。

そう思い周りを見渡してみると、私の母親は現在父親の都合により大分県に移住しているのですが、
周りに知り合いがおらず日々寂しい思いを抱えながら生活していることを知りました。
昨年還暦を迎えたこともあり、年齢を気にして地域の行事やイベントなどにも顔を出すことを躊躇して、
同年代のママ友のような存在が欲しいができずに困っている様子でした。

また、私の従兄弟は大学1年生なのですが、新型コロナウイルスの影響で入学式や新歓などのイベントが
全てオンラインになったことで、大学で友達ができず大学に行く意味を見失っていました。
彼は友達をたくさん作って華やかに学生生活を謳歌することを思い描いて入学していました。

この2人の話を聞いて、私はある共通する問題に気付きました。
それは「人との繋がりを欲しているが機会に恵まれていない」ことです。
その気づきを得た瞬間、私はこれをアプリのテーマにすることを決断しました。

理由は、私は元々人と話すことが好きで、大学時代のアルバイトも高級シティホテルの配膳スタッフや
居酒屋のホールを経験していました。そして、会社員としても9年ほど営業職をしています(現在も就業中)。
学生時代から周りの人に恵まれていたことに感謝すると共に、人に関するテーマに取り組みたい
気持ちを漠然と持っていましたので、点と点が繋がって線になった感覚を味わいました。
(スティーブ・ジョブズ風に言うと"Connecting Dots"ですね笑)

そこで、改めて問題点を整理すると「人との繋がりを欲しているが機会に恵まれていない」ことで、
解決策として「気軽に人と繋がれる機会を提供する」と考えました。
そこで、「友達探しのマッチングアプリ」に行き着きました。
ターゲットやアプリでできることは昨日の記事(個人アプリ開発日記 #1)で説明済みなので割愛します。

3. おわりに

「つながりを、もっと身近に」というキャッチコピーを掲げていますが、現存するアプリでも
類似のものがあるのではと感じました。人と繋がる系もしくは人にフォーカスを当てた物だと、
Facebook、Twitter、動画・ライブ配信(TikTokやSHOWROOMなど)が思い浮かびました。
せっかく作るのであれば、既存のアプリではカバーしきれない何かしらの価値が差別化要素に
なるのではと考えました。次回の記事では、既存のアプリとの比較・分析について考察していきます!

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