今回読んだ本
新人プログラマー向けの研修カリキュラムとして、『コードが動かないので帰れません! 新人プログラマーのためのエラーが怖くなくなる本』を読んでみました。
そもそもまだ実務でエラーと向き合っていない状態のため「エラーが怖い、怖くないもわからない」状態ですが、このレベル感で読んでみても参考になるところがありました。
読む前と読んだ後の変化
(読む前)
エラーが怖いことはないけど、Google先生にコピペでなんとかやるか→2日経過
(読んだ後)
明日エラーが出ることが少しだけ楽しみになりました
新人なりに刺さったところ
- エラーメッセージを読み解く手段
独学のころから、「エラーメッセージって大体いつも似たような出だし(invaild、unexpectedとか)だな〜」とは感じていましたが、そのあたりがわかりやすく解説されていた - ダブルクォーテーションで検索キーワードを囲む
- 関数の実行時、終了時にプリントデバックを仕込む
- 今日から使えるテクニック
- 「command + G」エラ〜メッセージに表示されている行:列を入れることで、エラーが発生したコードまで移動
- Google Chromeのデベロッパーツールを活用したデバッグ(「source」タブでステップイン、ステップアウト、ステップオーバー)
総評
以前まで、エラーと戦うための武器は「Google」の剣だけでしたが、「プリントデバッグ」「二分探索」など、斧もハンマーも手に入れることができました。
ですが、「選べる武器が多すぎてどれを選んで良いかわからないし、そもそもレベルが足りなくてもまだ使えない」というのが今の正直な感想です。
内容をバッチリ頭に入れる、というより辞書的な立ち位置として、懐に忍ばせておいていざという時に見返すのがよさそうです。
今後のエンジニア人生で、エラーに苦しめられる前にこの本に触れることができたのは、とても幸いだったと思います。