はじめに
私は現在、Catallaxyというスタートアップで、
「Mitsuri」という金属加工の商取引プラットフォーム(SaaS)の開発しています。
エンジニアチームで自社サービスを実際に触ってみる会を企画したら
結構良かったので、今回記事にしてみました。
なぜ企画したのか
実は私自身、この会社に入社してまだ二ヶ月ほどなのですが、
スタートアップという特性上、開発スピードが非常に速く、
システム仕様については実際にコードを触りながら把握するという感じでした。
仕様のドキュメントに関しては、
開発スピードの関係ですぐ風化してしまうという問題もありました。
なので、自分自身のシステム仕様&サービスの把握と、
サービスの品質向上のために、現状の良いところ悪いところをみんなで把握しようという試みで企画しました。
仕様がよく分からんなら、先輩方に解説してもらえば良いんや
ちなみに技術スタックとしては以下のような感じです。
TypeScript + React + Ant Design + frourio(NextJS + fastify, TypeORM, PostgreSQL)
エンジニアチームはフルスタックなメンバーが集まっております。
自社サービスを実際に触ってみる会の名称は、「Mitsuriを見る会」としました。
どうやったか
弊社は全員がフルリモート勤務なので、
エンジニアチームで、Slackの一つのチャンネルのハドルに集まり、リモートで行いました。
私(ファシリテーター)が画面共有をしてサービスを触りながら、参加者がその箇所の仕様またはUI/UXについて
会話するという流れで進めました。
時間に関しては当初、30分~60分程度を想定しました。
何が良かったのか?
サービスの使い方はもちろんですが、
実際の開発した時の状況(なぜその機能が必要になったのか)や、どう実装したのかを実装した本人たちから聞けたので、すんなりと仕様の把握ができました。
また、諸先輩方でも自分達が触ってこなかった機能の仕様を
正しく把握できていなかったことが見えてきたので、全員にとって有意義な時間となりました。
UI/UXに関しても、エンジニア視点ならではの濃い話ができたと思います。
反省点
話が盛り上がりすぎて、想定していた時間を1時間以上にオーバーしてしまいました。
翌日、さらにその続きで2時間ほど話し込みました。笑
まずは特定の領域に限り(例えば、会社情報の編集画面だけなど)、時間を決めて取り組むのが良さそうです。
また、弊社はタスク管理にAsanaを利用しているのですが、
そのタスク作成(チケット起票)のために、しっかり内容がわかるように話した内容をチャンネルのスレッドに書き留めておけば良かったかなーと思いました。
まとめ
「Mitsuriを見る会」は今後スケジュールを調整し、月に一度行なっていくこととなりました。
また、私のように新人がプロジェクトに参画した際にもオンボーディングを兼ねて行うことで、
新人にとってシステム仕様&サービスの把握ができ、先輩は他機能の把握、自身の実装の振り返りが行えて
お互いにwin winではないでしょうか。
今後もこのような企画を考えて、やってみて良かったら記事にしようと思います。