はじめに
本年もよろしくお願いいたします。
エンジニア3年目の嶋田です。
この記事を読んでくださり、ありがとうございます!
気がつけば新しい年が始まり、あっという間に1ヶ月が経とうとしていますね。
みなさんは、この一年をどんな年にしたいですか?
私は年始に必ず「テーマを四字熟語で決める」「目標を設定する」という時間を取っています。
目標を設定する過程で大切にしているのが「現状を正確に見つめること」と「目指したい未来を明確にすること」です。
ただ、難しくて…
毎回読み返す本があります。
スペンサー・ジョンソンの『頂きの先はどこにある?』です。
今回は、この本の魅力と、そこから学べる人生の知恵をシェアしたいと思います。
目次
『頂きの先はどこにある?』とは
本の概要
『頂きの先はどこにある?』は、『チーズはどこへ消えた?』で知られるスペンサー・ジョンソンによる寓話形式の自己啓発本です。
舞台は「谷」に住む一人の若者の物語。彼は谷から山頂を目指して旅に出る途中、知恵深い老人と出会います。この老人との対話を通じて、若者は「人生には必ず山(順境)と谷(逆境)がある」という現実を学び、それぞれの状況をどう乗り越えるかを考え始めます。
シンプルなストーリーの中に、自己管理や目標達成のためのヒントが詰まった一冊です。
「山と谷」の法則とは
著者は「山」を順境、「谷」を逆境に例えています。
私たちの人生には、この山と谷が交互に訪れるものだと語ります。
ポイントは、山や谷そのものではなく、それをどう捉え、どう行動するかです。
以下は、本書からの引用です:
「谷から早く抜け出すには、逆境に隠された利点を見つけ、活用しよう。」
「山に長く留まるには、順境に感謝し、賢く対処しよう。」
この教訓が示しているのは、山と谷は切り離せないものであり、それぞれをどう活用するかで人生の質が変わるということです。
「山と谷」の法則を活かすヒント
谷から早く抜け出す方法
谷にいる時は、逆境に隠された教訓を見つけ、それを活用することが大切です。本書では次のように述べられています。
「谷に陥った原因となった行為の反対を実行する。」
例えば、行動を恐れていたなら、一歩踏み出す勇気を持つことが鍵です。
逆境をただの失敗ではなく、学びの場として捉えることで、次の山への道が見えてきます。
山に長く留まる方法
山にいる時も油断は禁物です。本書にはこう書かれています。
「山に留まるためには、感謝と謙虚さを忘れずに行動を続けよう。」
成功に満足して歩みを止めてしまうと、次の谷がすぐに訪れます。
山の頂では、さらに次の目標を見据えた計画を立てることが大切です。
具体的なビジョンを描く重要性
本書では、「現実を味方につける」ことの重要性が強調されています。
現状を正確に評価し、具体的なビジョンを描くことで、山と谷をより効果的に活用できると説かれています。
「自分なりの具体的なビジョンに真にしたがえば、山をつくりだすことができる」
現実を無視した楽観や悲観ではなく、冷静な視点を持つことで、人生のアップダウンをうまく乗り越えられるのです。
最後に
『頂きの先はどこにある?』は、目標や現実への対応に迷っている人にとって、大きな助けとなる本です。
この本を手に取ることで、日々のアップダウンを新しい視点で見つめ直すことができると思います。
新しい年が始まった今、自分の「山」と「谷」を振り返り、目指すべき頂きを描いてみませんか?
もっと素敵な言葉やこの記事では紹介しきれなかったこともあるので是非本を読んでみてください!
この記事が、あなたの目標設定や現実への向き合い方を見直すきっかけになれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!