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Autifyを導入しました

弊社はE2Eテストを一部導入しておりましたが、この度Autifyに切り替えていくことになりました。
ここでは(Webフロントの)E2Eテストツールの簡単な変遷とAutifyの利点について話していきます。

E2Eテストツールについて

まず脚光を浴びたのはSeleniumかと思います。WebDriverを介してブラウザを操作するわけですが、テストコードのコーディングや日々HTMLも変わっていくので、メンテナンスコストも常にかかってしまいます。またSPAに強くない点も近年ではデメリットで挙げられていました。
Seleniumを扱うこと自体にスキルを求められるのがとくに小さな開発組織では難しいところでした。
弊社では一部Pupeteerを使っておりましたが、上記の課題を解決できていませんでした。

Autifyについて

サーバー構築不要なAufifyのサーバー上で全てが完結するQA自動化プラットフォームになっており、AIによりメンテナンスもある程度不要となっているサービスです。

2020年12月現在ですと料金のスタートは5万円からとなっています。
https://autify.com/ja/pricing

有料サービスということもあり、サポートもあります。弊社でも始まる際に色々と相談に乗っていくださり柔軟に対応していただき助かりました。

Autifyは習得が早い。というか学習コストほぼいらない

ブラウザを操作していけば自動的に記録されていくので、非エンジニアの人でも簡単なものならすぐに構築可能です。
JavaScriptも組めるので、フォーム入力でランダム性が必要なところはJavaScriptで数値を出して取得しています。

Microプランだと月の実行回数が200回(2020年12月現在)

E2Eテストの回数は各社の方針やサービスにとってまちまちだと思いますが、柔軟にいろいろなケースで利用していくことを考えると弊社では厳しい数値です。
プランアップや利用を制限するといったことが考えていかなければいけないところです。

まとめ

環境構築不要、メンテナンスも限りなく0に近づける、シナリオを作成するにも特別なスキルがほぼいらないなど、極力シンプルにできるのがメリットかと思います。
有料のサービスになりますが、E2Eテストに関わる工数等を考えれば逆に安くなるはずです。
これからE2Eテストツールを考えている人にとっては有力な選択肢だと思います。

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