##概要
Cocos2d-xを使ってみるための環境構築に時間がかかったので備忘録的に作成
(1)準備編ではCocos2d-xのインストールまでとプロジェクトの作成まで
(2)iOS編ではXcodeを使ってLive2Dのキャラの描画まで
(3)Android編ではAndroid Studioを使ってLive2Dのキャラの描画まで(作成中)
(1)の準備編が終わっているか,Cocos2d-xがインストールされていること
##開発環境
- Cocos2d-x 3.3
- Live2D Cubism SDK 2.0 OpenGL(Cocos2d-x) 2.0.06_2 本体(最新版をダウンロード
- Live2D Cubism SDK 2.0 OpenGL(Cocos2d-x) 2.0.06_2 Cocos2d-xのバージョン3.3
- Mac OS X Yosemite(10.10.3)
- Xcode(6.3.1)
Cocos2d-x 3.3を選んだのは書籍など参考になりそうな情報があると考えたため.
(Live2D Cubism SDKは2015/05/11現在,Cocos2d-xのバージョンで3.5まで対応している)
念のためCocos2d-xのバージョンとSDKのバージョンの確認をしておく.
##Live2D Cubism SDKに入っているサンプルを動かす場合
本体とCocosのバージョン別のファイルを解凍
本体の中へCocosのバージョン別のファイルで解凍した中身を入れる
sample_cocos2dx3.3/Simple/のproj.ios/Simple.xcodeprojを開く
実行ボタンを押すと以下のように表示される
##自分のプロジェクトにLive2Dを追加する場合
###ファイルの追加・読み込み
MyProject/Resourcesへ
Live2D_SDK_OpenGL_2.0.06_2_sample_3.3_jp/sample_cocos2dx3.3/Simple/Resourcesにある
haru.moc, texture_00.png, texture_01.png, texture_02.pngをコピーする
MyProject直下へ
Live2D_SDK_OpenGL_2.0.06_2_jp(本体)直下にあるincludeフォルダ, libフォルダをコピーする
MyProject/Classesへ
Live2D_SDK_OpenGL_2.0.06_2_sample_3.3_jp/sample_cocos2dx3.3/Simple/Classesにある
ファイルを全てコピーする
コピーが終わったらMyProject/proj.ios_mac/MyProject.xcodeprojを開く
Xcode上からプロジェクトのResourcesフォルダにharu.moc, texture_00~02.pngを追加する
Xcode上からプロジェクトのClassesのファイルを全て削除してから,コピーしたファイルを追加
###プロジェクトの設定
それぞれに以下を追加する
Build Settings > Search Paths > User Header Search Paths へ $(SRCROOT)/../include
Build Settings > Apple LLVM 6.1 Preprocessing へ L2D_TARGET_IPHONE_ES2
Build Settings > Search Paths > Library Search Paths へ
"$(SRCROOT)/../lib/ios/$(CONFIGURATION)-$(PLATFORM_NAME)"
Build Settings > Linking > Other Linker Flags へ -lLive2D
###実行
ビルドして実行する
サンプルを動かしたときと同じように動作したら成功
##参考
http://sites.cybernoids.jp/cubism2/sdk_tutorial/platform-setting/cocos2d-x/ios/createproject