はじめに
GA4のデータをデータポータルを使って集計しているのですが、いまいち使い方が分からず、つまづいたところをまとめます。
全体にフィルタをかけたい
ページ全体にフィルタをかけることができます。
上部メニュー「ページ」 > 現在のページの設定へと進みます。

右側に設定が表示されるので、データソースを選択して、フィルタを追加をクリックします。

unknownの値は含めずに割合を表示したい
男女比、年齢別PV数のグラフを表示するときに、unknownがかなり多くなるので、除外して表示したいとき。
性別で「unknown」を除外する設定を入力して、保存します。
表に割合(%)の列を追加したい
セットしたい表をクリックして、指標を追加します。

名前:割合とか
計算式:表の列に使っている指標を設定
タイプ:%
比較計算:全体に対する割合・対応するデータに基づく

「適用」をクリックで表示されます。
OSごとの割合を見たい
OS、Android、Mac、Windowsなどの円グラフの表示をするとき
ディメンション:オペレーティングシステム
指標:アクティブユーザー数
新規ユーザーとリピーターの割合を見たい
GA4からユーザータイプという指標がなくなったようなので、新しいフィールドを追加します。
名前は、「新規/リピーター」とか?
サンプルの計算式です。
IF(最初のセッションの日付 < DATETIME_SUB(CURRENT_DATE(), INTERVAL 2 WEEK), 'リピーター' , '新規ユーザー')
最初のセッションの日付があって、2週間以内に再訪問した人をリピーターとしています。(ちょっと自信ないけど...)
直帰率を表示したい
GA4から「直帰率」という概念はなくなって、「エンゲージメント率」というものに変わったそうです。
【参考サイト】
GA4で従来の直帰率と滞在時間が削除された理由とは?代わりの指標の見方も紹介
前は1ページの滞在時間が長くても、1ページだけ見て帰ったら、直帰とみなされていましたが、1ページでも長く滞在して読み込む人もいるので、そういう人もエンゲージメントしたとカウントするようです。
GA4使いづらくてイマイチだと思ってましたが、この指標に関してはいい修正だと思いました。
「エンゲージメント率」をお使いください。
平均滞在時間を表示したい
私の場合、平均滞在時間は、合計エンゲージメント時間 ÷ エンゲージメントのあったセッション数で算出しています。
フィールドを追加します。
名前:平均エンゲージメント時間とか?
計算式
ユーザー エンゲージメント/エンゲージのあったセッション数
第一階層だけで絞り込みたい
ユニバーサルアナリティクスではデフォルトでできた、URLの第一階層ごとのアクセス数の表示がGA4になってからできなくなったような気がします。。
フィールド名:第一階層フィルタとか
計算式に以下の式を入力してください。
REGEXP_EXTRACT(ページの完全な URL, 'あなたのドメイン/([^/]*)')

REGEXP_EXTRACT
関数は、()に囲まれている文字列を出力します(返します?)
正規表現分からなさすぎて、会社の他の人に書いてもらいましたが...
ディメンションに「第一階層フィルタ」
指標に「視聴回数」「ユーザー数」など入れるのがおすすめです。
他の人にテンプレをコピーしてもらったときに、データ連携がうまくいかない
上部メニュー「リソース」 > 追加済みのデータソースの管理へと進みます。
