この記事はRegional Scrum Gathering Tokyo Day3で実施されたOSTの内容についてのメモです。
Open SpaceTechnology(OST)についてはこちらのサイトなどを参照ください。
いわゆる資料を作っての発表とは異なり、その場での議論が広がる一時的な情報ですが、
勉強になる内容も多いので、この記事では話に上がった内容をメモしています。
チームの成長とは
- チームが勝手に良くなる方向にいっている
- チームの問題を自分ごととして捉えて解決に向かっているとき
- やり始めは、タスクの担当者ごとになりがち
- 役割を超えてお互い助け合うのが大切
- みんな楽しそうに仕事している状態
- 目が変わってくる。
- 成長が結果として出て、成果もついてくる状態になる
- コミュニケーションをきちんと取るようになってきた
- 「他のメンバーもこう思っているだろう」という思い込みが減る
- コミュニケーションしてお互いの思いを共有するようになる
成長を促すためにやっていることは?
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権限移譲やチャレンジしていい環境の用意
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早めにユーザからのフィードバックが得られるようにする
- 長い間リリースがなくて、うまくいっているかわからない状態だと不安になる。
- 貢献しようという気持ちになり楽しくなってくる
- ユーザからの反応もそうだし、チーム内でもプラスの感情のキャッチボールがあるとモチベーションに繋がる。
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失敗OKであることを伝えてから仕事を始めてもらう
- やってみないとわからないこともある
- 失敗してもチームに学びを還元できればそれはプラスになる
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事業がやりたいこととつながっているかを個々人と会話してみる
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失敗してもいいよ。って伝えても、やはり失敗に対して拒否反応があったりする。
- 実際に失敗させて、失敗体験を通すと失敗OKな雰囲気ができてきたことがある
- "失敗"という語感が強いので違う表現をすることがある。
- とりあえずやってみせる方向に振るのだろうか
- やってみてもらうのもあるし、自分が失敗することもある。
- 暗黙知が減るということもありそう
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チームの問題・課題にオーナーシップを持ち始めたとき
- チームの課題は解決しても組織・ユーザに貢献していないという状態もあるのではないだろうか
- チームの問題・課題、というのが抽象度高かったかも。オーナーシップを持ち始めるのは成長の第一課題で、そこから視座を高くして、組織やユーザに貢献する視点を身に着けていくのも成長だと思った。
- たしかに成長の通過点としてその過程はあるかもしれない
- スクラムでは”チーム”が主体なので、個人の責任ではなくてチームの責任だと捉えるほうが適切ではないだろうか
- チームが悪い。となっても関わった人が自信で責任を感じすぎちゃうときがある。
- ふりかえって次はどのようにやっていくかを考える方向にするといいのではないだろうか
感想
- チームの成長を実感するのは、次の成長へのモチベーションに繋がるなと感じました。
- 「なんとなく成長しているよね。」ではなくて、「こういうところが成長したよね。」と”どこが”というのを認識するのも自分たちの現状を把握するのにいいのかなと思いました。