はじめに
Thoughtspotの10.8.0.clで「ピボットテーブルのブレンド軸」という機能が加わり、ピボットテーブル形式のチャートを使うと「値(values)」というものが列や行に設定できるようになりました。
これを設定するとどうピボットの表示が変わるのか、試してみたいと思います。
ピボットでのグラフ構成と実際の見え方
今回は新ピボットで試します。
この構成をしたらこういう見え方になるよ、という感じで画像を張り付けていきます。
それぞれ「値(values)」の設定位置と、ピボット上での表示位置を見比べてもらえたらと思います。
ピボットの見せ方のバリエーションが広がりますね!
通常ver
列の最下層ver
列の間ver
列の最上層ver
旧ピボット(クラシック)の場合
旧ピボットの場合もだいたい同じですが、列のところに配置すると折り畳みができるようになるみたいです(ただ折り畳んだところで……ではあるのですが)。
展開要素が増えるからなのか、今までよりは表示速度が少し遅くなる印象はあります。
使わないのであれば「値」は 「未使用項目」 にもっていってしまうのが無難な気がします。
また旧ピボット(クラシック)では値を列で表示するか行で表示するかの設定ができましたが、「値」がグラフ上でアクティブになっているとこの設定が非活性になって利用できません。「値」を未使用項目にすると元通り使えるようになります。
おわりに
使いどころがわからなかったので紹介しなかったですが、新ピボットの「Slice with color」のところに配置してもなかなか面白い見せ方になるので、みなさん好きに試してみてくだしあ。
使いどころ見つけた方のレポ待ってます。