MotionBoardの日付グループ項目の基本的な使い方の解説です。
日付グループ項目とは
日付グループ項目とは、日付データを持つ対象項目を年度別、半期別、週別などにグループ化する項目です。
Salesforceのレポートとの違いを言うと(私はMotionBoardのClooud for Salesforceを使用しているので)、
Salesforceレポートは日付項目自体を年度や年月の形式に変換している感じですが、
MotionBoardの日付グループ項目は、対象の日付項目を『どういう形式でグルーピングするか』という設定を"新しく"作成する感じです。
なので、ひとつの日付項目に対して、年度単位のグルーピングも年月単位のグルーピングもいくらでも作れちゃいます。
Salesforceレポートと比べれば、便利。
基本的な使い方
データソースエディタの「追加項目作成」から「日付グループ項目」を選択します。
「対象項目」で、グルーピングしたい日付項目を選択します。
もしグルーピングしたい項目が日付のデータ型ではなくても、読込フォーマットで指定すれば日付の形に変換してくれます。
「表示フォーマット」に、グルーピングしたい形式を入力します。
はい、ここは完全に手動入力です。
初心は一回ここで挫折するね!(by 挫折した人)
表示フォーマットの「?」マークから入力パターンが確認できます。
上の「テンプレート」で入れることもできますが、年度以外はあんまり使わないかな。。
私が良く使う表示フォーマットはこんな感じ。
年度 : yyyy年度 (これはテンプレートの年度と同じ)
年月 : yyyy/MM
月 : MM月
半期 : NNN期 (NNNはこの後説明します)
注意その1.
表示フォーマットの下に「年初日」があります。
これが「月:1」だと「年の初月=1月」という設定になります。
表示フォーマットで年度の設定をする場合、4月が年度の始まりの場合は「月」を4にする必要があります。
企業によって年度の始まり月は異なるかと思うので、1月の場合は1のままで良いですし、9月の場合は9にする必要があります。
注意その2.
「上期」「下期」みたいな分け方をしたいときは、置換文字列であるNNNを使用します。
設定方法はこんな感じ。
グルーピング内容が設定できたら、画面左の「項目名」を設定します。
このグルーピング項目の名前です。
これを入れればあとは「OK」で設定完了です。
ここで、注意2のように置換文字列を設定していない場合は、「置換文字列が未設定です!」と注意文が流れます。
びびる。最初びびった。
勇気を振り絞って「OK」を押しましょう。
これで日付グループ項目の完成です!
お疲れさまでした。