これは 日本情報クリエイト Engineers Advent Calendar 2016 の15日目の記事です。
※今回はGoogleTagManagerを使った話ですので、以下タグマネージャー=GoogleTagManagerと同義です。
こんにちは、WEB集客系の部署に在籍しているshiiiibaです。
先にお伝えしておきますが、私は技術者ではないので技術的な話はほぼ出てきません。
※場違い感が半端ないのは重々承知ですが、今回は技術者の手間が減った話を書かせていただきます。
先に結論
管理しているサイトが多ければ多いほどタグマネージャーは入れてた方が良い
(当たり前ですみません・・・)
なぜタグマネージャを入れてた方が良いと思うのか
技術者目線:技術者の手間がかからなくなる。
依頼者目線:技術者に依頼しなくてすむし、設定が楽。あと、いろいろ設定できる。
昔の話(技術者の手間がかかっていた頃:タグマネージャの設置前)
##手間① タグ入れたいんですけど
生まれて入社するまで一度も言ったことのない「タグ入れたいんですけど」。入社してから数年でこんなに言うとは思わなかったです。
技術者にとっては「タグをbody直下に配置する」ってのは、自販機に飲み物を買いに行く程度の時間で出来ることなんでしょうが、数が増えてくると依頼自体が申し訳なくなってきます。
- Analyticsのタグ(全ページに設置)
- 各種分析ツールのタグ(全ページに設置)
- 広告のリタゲタグ(全ページに設置)
- 広告のコンバージョンタグ(複数の完了ページに設置) 等々
分析ツールを試す度に都度技術者に依頼し、ツールが使えなかったら再度削除の依頼。自分でやれよって感じですよね。
最終的には私の入社前から埋まっていたものも併せて
- 埋めたタグの種類を把握しきれなくなった
- ページによって設置しているタグが異なるので管理がややこしい(煩雑)
という状況になってました。
##手間② イベント設定したいんですけど
①の内容はタグを入れるだけなので、まだ依頼しやすかったんですが、イベントを計測したいんですけどっていうケースでは、部分的にソースを書き換えないといけないので、①の時より若干遠慮がちに依頼しました。
「あのー、電話番号クリック(タップ)を把握したいんで、ソース書き換えてほしいんですけど」
<a href="tel:XXXXXXXXXX" >TEL:XX-XXXX-XXXX</a>'
↓
'<a href="tel:XXXXXXXXXX" onclick=”ga(‘send’, ‘event’, ‘カテゴリ’, ‘アクション’, ‘ラベル’, 値);”>TEL:XX-XXXX-XXXX</a>'
※その他、PDFのクリック、印刷ボタンのクリック等、クリック状況を確認したいと思う度に依頼し、技術者の時間を使い続けていたのです。
##手間③ あっちのサイトにこのタグを、こっちのサイトにこのタグを設置してほしいんですけど
①と②の内容が1つのサイトであればまだましですが、サイトが増えれば増えるほど①と②の問題が大きくなっていきます。さらに、依頼者が1人ではなくなったら・・・、社外からの依頼も増えてきたら・・・。
結果的に、タグマネージャーの運用に切り替わりました。
(その他いろいろありましたが割愛させていただきます)
今の話(タグマネージャーの設置後)
タグマネージャーでの管理にシフトしてから、技術者に頼ることはほとんどなくなりました。
##良くなったこと
###① 技術者の手間が減った
- タグの設置の全てを担当者で完結できるようになった
- 担当者が出来ることの幅が大きく広がった(クリックイベント:電話番号・PDF・印刷ボタン、等)
###② タグの管理が出来るようになった(楽になった)
- どのサイトに何のタグが埋まってるかすぐ確認できる
- どのページにタグが埋めたかすぐ確認できる
※タイトルには技術者の手間が減った話って書いてますが、結果的にはタグが管理できるようになったことの方が重要でした。
###③ソースが綺麗になった(技術者談)
- タグの数がn個→1個になり、ソースがすっきりした
- ページの読み込み速度が上がった(データ未取得のため、感覚値)
##悪くなったこと
担当者(自分)の手間が増えた
- タグマネージャーの設定をする担当者(自分)の手間は増えました
最後の結論
管理しているサイトが多ければ多いほどタグマネージャーは入れてた方が良い