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Next.jsの動的ルーティングについて

Last updated at Posted at 2024-01-28

前書き、概要

プログラミング学習中に、Next.js、Laravelを使用してRealWorldを作成しました。
その際、動的ルーティングに詰まったので忘れないように記録しておきます。
同じように詰まっている方の参考になれば幸いです。

使用バージョン

Next.js 14.1.0

目次

動的ルーティングとは
失敗例
解決した方法
まとめ

動的ルーティングとは

・リンク先のURLが正確に分からない
・もしくは渡されるパラメータによって表示する内容を変える
など動的なデータからルートを作成したい場合に対応できる機能。

設定方法

Next.jsリファレンスより

For example, a blog could include the following route pages/blog/[slug].js where [slug] is the Dynamic Segment for blog posts.

import { useRouter } from 'next/router'

export default function Page() {
 const router = useRouter()
 return <p>Post: {router.query.slug}</p>
}
Route Example URL params
pages/blog/[slug].js /blog/a { slug: 'a' }
pages/blog/[slug].js /blog/b { slug: 'b' }
pages/blog/[slug].js /blog/c { slug: 'c' }

つまり、[任意のファイル名].tsx(.jsでもOK)とすることで、[slug].tsxという1つのファイルで/blog/a,/blog/b,/blog/cなど様々なルートをキャッチできるということです。
加えて、その任意のファイル名をキーとして、値を取得・利用することもできます。とっても便利で簡単ですね。
しかし、私は全くうまくいきませんでした。

失敗例

Next.js/app/page.tsx(省略したもの)

"use client"
import Link from "next/link";
import React, { useState, useEffect } from 'react';

export default function Home() {
  const [articles, setArticles] = useState(null);
    const fetchArticles = async () => {
    try {
      const res = await fetch(`APIエンドポイントを記入`)
      const data = await res.json();
      setArticles(data);

    } catch (error) {
      console.error('Error:', error);
    }

  };

  useEffect(() => {
    fetchArticles();
  }, []);

  return (
    <>
      <div className="article-preview">
        <div className="article-meta">
          <Link href="/profile/{user_name}">
            <img src="http://i.imgur.com/Qr71crq.jpg" />
          </Link>
          <div className="info">
            <Link href="/profile/{user_name}" className="author">
              {article.user.name}
            </Link>
            <span className="date">{article.created_at}</span>
          </div>
          <button className="btn btn-outline-primary btn-sm pull-xs-right">
            <i className="ion-heart" /> 29
          </button>
        </div>
        <Link
          href={`/article/${article.id}`} //問題の部分
          className="preview-link"
        >
          <h1>{article.title}</h1>
          <p>{article.summary}</p>
          <span>Read more...</span>
          <ul className="tag-list">
            <li className="tag-default tag-pill tag-outline">{article.tagList}</li>
          </ul>
        </Link>
      </div>
    </>
  );
}

この<Link href={\/article/${article.id}`} className="preview-link">`で、APIから取得してきたデータIDをリンク先のURLに含めました。ここは動的に変わる部分。つまり先ほどの動的ルーティングの出番です。
わたしは以下のような構造にしました。

app
├ page.tsx
└ article(ディレクトリ)
  └ [id].tsx

これで、article/以下がどうなっていても上手くいくはず。しかし、結果は404エラー。「ページあるよ!!」と思っていました。

解決した方法

色々調べてみたところ、失敗例のようにファイル名を[]にする人の他、ディレクトリ名を[]にしている人がいました。

追記(2024.1.29)

色々調べてみたところ、失敗例のようにファイル名を[]にする人の他、ディレクトリ名を[]にしている人がいました。

についてコメント頂いた内容を記載。

Pages Router では、/pages ディレクトリ内の決まった拡張子のファイルすべてがページのコンポーネントになり得ましたが、
App Router では、/app ディレクトリ内の各ディレクトリの中にある /page.tsx のようなファイルだけがページのコンポーネントになります。
/app と /pages でファイル名についての規約が異なる、ということになります。

できると思っていた[〇〇].tsxは/appではページコンポーネントとしてみなされず、エラーが出ていたようです。

現在、Next.jsでは以下のようにルーティングがされています

app
├ page.tsx
└ dashboard(ディレクトリ)
  └ page.tsx

app/page.tsxはURLでは/app/dashboard/page.tsxはURL/dashboardで参照されます。そこでふと思いました。
先ほどの失敗例のように/article/${article.id}で接続したいなら、

app
├ page.tsx
└ article(ディレクトリ)
  └ [id](ディレクトリ)
      └ page.tsx

にすべきではないのか??と。上記のように変更すると、無事ページ遷移に成功しました。

まとめ

ずっとできなかった動的ルーティング。もしかすると、他の解決方法があるかもしれません。他にも調べてできたら、追記していこうと思います。

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