SESでどこかの現場で常駐して働く場合、参画前にその現場の方との面談があります。
面談で問題がなければ晴れてその現場で働けるのですが、面談の流れや面談でよく受ける質問をご紹介します。
面談の流れ
面談の流れは、大体以下のようになります。
- 案件についての説明を受ける
- 案件についての質疑応答
- 自分の経歴や経験についての説明する
- 自分の経歴や経験についての質疑応答
案件についての説明を受ける
まず、その現場の社員の方から案件についての説明を受けます。
大体以下のようなことが説明されます。
- システム・サービスについて
- エンドユーザーについて
- 参画期間はどれくらいか
- プロジェクト規模
- 求められる役割・スキル
- 出社・フルリモートの割合
- 開発言語や環境
- 業務の流れ
案件についての質疑応答
上記の案件についての説明が終わったあと、こちらから質問をできることが多いです。
参画してからミスマッチなどで早期での契約終了となるとお互いに不幸なので、ここで疑問点は解消しておきましょう。
私は説明がなかった場合は以下のようなことを質問をします
- 開発言語・フレームワークのバージョン
- コードレビューはあるか
- テストコードは書くか
- プロジェクト規模
- PCは貸与いただけるか
- 参画する場合に事前準備しておくこと
自分の経歴や経験についての説明する
案件についての質疑応答が終わったら、次は自分の経歴や経験について説明します。
面談の時間は限られているので、直近の2案件や説明を受けた案件と関連するような案件(開発言語やフレームワークが同じ案件、同じ業界や似たようなサービスの案件など)を説明します。
私は以下のようなことを説明しています。
- どのようなシステム・サービスか
- 案件規模
- 自分の役割
- 開発言語・フレームワーク
- 開発した画面や機能
自分の経歴や経験についての質疑応答
経歴や経験についての説明が終わると、それについての質問を受けるので答えます。
以下のような質問を受けることが多いです。
- 〇〇の経験はありますか?
- 今後の目標やどのようなエンジニアになりたいか
- 過去の業務で辛かった経験とそれをどのように乗り越えたか
- システム開発の工程で自分が得意なこと・苦手なこと
- コードレビューの際に意識しているポイント
- 長期での参画でも問題ないか?(案件が長期の場合)
経歴や経験についての質疑応答のポイント
嘘をつくのは絶対にNG!
「〇〇の経験はありますか?」の質問に対して、経験がないのにも関わらず「あります!」と答えるなど、嘘をつくのは絶対にNGです!
仮に嘘をついて案件に参画しても、スキル不足と判断されたら短期間で契約終了になることもありますし、嘘をついたことが問題視されて今後他の案件の紹介がなくなる可能性もあります。
また、転職と同じくSESでも短期間で現場がコロコロ変わっているとスキル不足や「何か業務態度に問題があるのでは?」と判断されて案件に入りにくくなります。
嘘は絶対やめましょう。
ポジティブな言い方にする
質問に対して嘘をつくのはNGですが、なるべくポジティブに答えましょう。
例えば、「〇〇の経験はありますか?」の質問に対しては以下のように答えると良いです。
- ❌:経験はありません
- ⭕:経験はありませんが参画後キャッチアップできるので問題ありません