はじめに
先月末に契約していた MSDN Subscription の期限が切れたので海外サイトで購入してみました。
MSDNを個人で買う人も少ないのもあるでしょうが、更新時に色々と困ったのでまとめておきます。
なんで日本で買わないのさ?
2年前に新規契約したときは日本と海外で価格差が凄かったので価格の都合で海外サイトから購入しました。
今回は更新であり新規よりもお安く購入できるため日本で更新しようと考えていたのですが、某代理店にお断りされたので仕方がなく前回購入した海外サイトから再購入しました。
どこで買ったの?
SaveInTheUSAというサイトで購入しました。
MSDN関連の商品は色々あってどれを買えばいいのか正直わからなかったんですが、メールで問い合わせると教えてくれます。
ちなみに今回はこれを購入しています。
そこで買うメリットってなによ?
純粋に日本で購入するより物凄く安いです。
検討していたnPressで購入する場合は407,795円。
SaveInTheUSAで購入する場合は2770ドルなので31万円ちょっと。
2年前に購入したときは配送先に日本が選択できず配送先をカリフォルニアにしたため消費税が9%かかったのですが、いつの間にか配送先に日本が選択できるようになったため消費税がかからなくなりました。
※消費税法のことはわかりませんが、システム上は消費税はかかりません
ちなみに2年前は新規契約でこれを2790ドル+消費税251.10ドルで購入しています。
日本で買うと100万円を超えるのでさすがに手が出せません、70万円以上の価格差ですね。
通常は更新の価格より新規の価格の方が高いのですが、不思議なことにこのサイトは更新と新規の価格差がほとんどありません。
MSDN SubscriptionはざっくりとVisualStudioを利用する権利と新しいバージョンに更新する権利の2つがあるのですが、VisualStudioを利用する権利は永続的なもので期限が切れても利用することが可能です。
そこで今回は更新ではなく新規契約をすることにしてVisualStudioを利用する権利を増やすことにしました。
MSDN Subscriptionは人に対して付与できるので私1人で使う分には意味がないのですが、今後もし誰かと開発する場合は期限切れのSubscriptionを割り当てることができるためちょっとお得です。
今回は特別に更新用の製品?で新規契約をしてもらいましたが、通常はどうなのかわからないのでもし購入する場合は先に問い合わせをした方がいいかと思います。
デメリットはないの?
英語できない私のような人間には敷居が高いです。
特にこのサイト同じような製品が大量にあるのと、日本での価格と違いすぎることもありまともに使えるのか不安もありました。
google翻訳を駆使しつつ実際に購入した結果問題はありませんでしたが、サポート面は弱いです。
日本でMSDN Subscriptionを買うとおそらく代理店からライセンス番号とライセンス認証番号が伝えられ、自分でボリュームライセンスサービスセンターから登録&割り当てをする必要があります。(たぶん)
SaveInTheUSAの場合は自分で登録するのではなく指定したメールアドレスに割り当てられます。
契約者が個人で自分だけが利用する場合はそれで構わないのですが、自分でボリュームライセンスサービスセンターにログインすることができないため、他の人(メールアドレス)に割り当てを変更することができません。
また、期限が切れた後に更新する場合、ライセンス番号とライセンス認証番号が必要なためそれがないと他の代理店から購入することができません。
勿論問い合わせれば教えてもらえますので、購入直後にライセンス番号とライセンス認証番号を教えてもらい自分でボリュームライセンスサービスセンターにログインできるようにしておくといいです。
更新時はライセンス番号とライセンス認証番号があればどこの代理店でも購入できるはずなのですが、今回nPressには海外で新規契約したことを理由に断られました。
マイクロソフトに問い合わせたところ海外で購入した製品でも日本で更新することはできるそうなのですが、ダメならしょうがないですね。
個人でMSDN Subscriptionを買えるのは他にライセンスオンラインぐらいかと思いますが、もしかしたらこちらも同じ理由でお断りされるかもしれません。
まとめ
MSDN Subscriptionは物理的なものでなくすべてオンラインで解決できるものなので地理的なものは障害になりません。
多少の手間(英語でのやりとり)さえかければ大幅に安く購入できるのでお勧めです。