scale_y_continuous()、ylim()、coord_cartesian()の挙動のメモ。
参考リンク
表示範囲外のデータを完全に捨てたいという状況でない限りは、scale_y_continuous()やylim()ではなくcoord_cartesian()を使う癖をつけておくべきかもしれない。
scale_y_continunous(), ylim()
scale_y_continuous(limits=(c(MIN,MAX))
ylim(c(MIN, MAX))
範囲外のデータにNAが代入される。
データの分布よりも狭い範囲を指定した際に
Removed xxx rows containing non-finite values (func).
などの警告が吐き出されるのはこのためだと思われる。
stat_smooth()やggpubr::stat_compare_means()によるフィッティング・統計検定等には表示範囲内に存在するデータしか使われない。
coord_cartesian()
coord_cartesian(ylim=(c(MIN,MAX))
元データは変更せず表示範囲のみを指定する。
stat_smooth()やggpubr::stat_compare_means()によるフィッティング・統計検定等には表示範囲によらず全データが使われる。