この記事はMakuake Product Team Advent Calendar 2018の13日目の記事です。
開発に疲れたら腹筋ローラーをしてリフレッシュしています。 @shigeru10 です。
Makuakeには業務委託として関わっています。
その一日を担当させてもらうことになりました!
概要
Makuakeでは開発部でも複数のチームがあり、それぞれで振り返りを行っています。
自分の所属しているチームではKPTを使い毎週振り返りをしており、今回はその振り返りについて紹介します。
一般的なKPTと大差はないですが、使っているツールやどうやって進めているかを紹介していきます!
その中で、自分が過去に関わったプロジェクトでのKPTの経験も一緒に紹介しようと思います。
進め方
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個人でKPTをまとめる
- 5分を目安にその週のKPTを書き出す
- RealtimeBoardに出す
- 個人的に意識していること
- その週の取り組みで良かったこと、悪かったことを書き出す
- Keep, Problemには前回のTryの結果、過程のことを書き出す
- 個人、チーム両方の視点を入れる
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全体で深掘り
- 全員がKPTをまとめ終わったら、ファシリテーターを中心に出てきた内容を掘っていく
- すべてをそれぞれ見ていくと時間が足りないため、出てきたものをグループにまとめ、塊ごとに確認
- RealtimeBoardを使い全員に画面の共有
- Problemに紐づくTryを線で結び、簡単に認識できるように工夫
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Tryの確認・担当決め
- Problemから出たTryを確認し、実行までの責任者を決定
流れとしては、一般的なのではないでしょうか。
ツールとしてRealtimeBoard
を使っていますが、新しくJamboardが導入されたためそっちを活用できないかという動きもあります。
振り返りのタイミング
makuakeでは、金曜の午後レトロスペクティブ(技術的な進捗報告などもこの中に含まれています)の中の1つのコンテンツとしてKPTを取り入れています。
一週間の締めなのでわかりやすいタイミングというのがメリットです。
また、以前別のプロジェクトでは木曜の午後にKPTを行っていました。
スケジュール的に都合が良かったというのもありますが、Tryをその週の間に実行もしくはスケジューリングを完了させることができるという点でメリットがありました。
金曜日の振り返りが延びてしまった時に残ってTryを実行するのは大変ですし、出てきたことをすぐ実行した方が気持ちよく月曜日を迎えることができます。
過去のKPT振り返り
過去のKPTを見返して、今後に活かせることが多くあります。
makuakeでは、過去のTryが実行されていない場合に、それをリマインドする担当を置くことでTryが実行されることなく埋もれることを防いでいます。
過去のプロジェクトでは、一定の期間(その時は、3週間、3ヶ月...)で過去のKPTを見直していました。
見返しても内容がわかるようにKPTを書き出しておくなど残し方に工夫が必要です。
その時はうまくいっていたのに、今はうまくいっていない時にその差を考え、今後に活かすことができていたと思います。
まとめ
makuakeでのKPTの取り組み方について紹介してきました。
個人的な意見もありますが様々な方法がある中で、一例として参考になれば嬉しいです!
Makuake Product Team Advent Calendar 2018もちょうど折り返し地点にきました。
明日は @srttk が書いてくれます!