前回の記事の後に、Anacondaをアンインストールした状態からの環境構築です。
環境
結論
- AnacondaインストーラにPathを通してもらう
- conda init powershellを回す
- 生成された
Anacondaのインストール
仮想環境の構築
Anaconda Prompt上で
conda create --name env310 python=3.10 numpy
現状のVSCodeでできること
conda
へのPathが通っているから、windowsスタートメニューから起動したVSCodeでもconda
が実行できる。
PowerShellでCondaを使うための設定
VSCode上のPowershellでもなんでも構わないが、
Powershell上で
conda init powershell
この状態で、右上の+
ボタンで新しいterminal(Powershell)を起動すると、以下のエラーメッセージで怒られる。
. : このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため、フ
ァイル C:\Users\shiga\Documents\WindowsPowerShell\profile.ps1
を読み込むことができません。詳細については、「about_Execution_P
olicies」(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=135170) を参
照してください。
発生場所 行:1 文字:3
+ . 'C:\Users\shiga\Documents\WindowsPowerShell\profile.ps1'
+ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
+ CategoryInfo : セキュリティ エラー: (: ) []、PSS
ecurityEx ception
+ FullyQualifiedErrorId : UnauthorizedAccess
PS D:\python-test>
これを回避するには、以下を回せばよい。
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope Process
C:\Users\shiga\Documents\WindowsPowerShell\profile.ps1
すると見た目が完全にAnaconda promptのようになる。
ただし、-Scope Process
のオプションはこのターミナル上でだけ、ポリシーを甘くする、というものなので、新しいターミナルを開いた時にはまたエラーが起きる。
毎回ポリシーを変更して、profile.ps1をロードするのが面倒なら、Windows Poswershellを管理者権限で実行し、
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
を回す。参考サイトを見れば、いつでもこの変更は
Set-ExecutionPolicy Restricted
で元に戻せる。
とりあえず、常にポリシーを甘くすると、以降開くターミナルでは常にcondaが使える状態になる。
参考