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USBボリュームコントローラーを使って、遠くにあるAVアンプの音量を調整する

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やりたいこと

  • Denon AVR1500Hのボリュームボタンを遠隔で使いたい
    WIN_20230308_09_17_40_Pro.gif

背景

  • 普段座る位置から腕を伸ばしてもDenon AVR1500Hが遠すぎて届かない
    WIN_20230308_09_48_51_Pro.jpg

構想

  • Denon AVR1500Hのリモコンを使えば、遠隔では操作できる
    WIN_20230308_09_32_23_Pro.gif
  • RaspberryPiと学習リモコン(ADRSIR)の組み合わせで任意の赤外線は送信できる

  • USBボリュームコントローラーからの連続入力を認識して、連続的に音量調整用の赤外線を送信する

結果

  • USBボリュームコントローラーを回すと、Denon AVR1500Hの音量が調整できた!
    WIN_20230308_09_17_38_Pro.gif

方法

1.前回の記事によって、USBボリュームコントローラーからabなどを連続入力できるようにした。

2.この記事によってターミナルから赤外線を送信できる。

ただし、この記事が書かれてから時間がたって修正されたのか、この記事に書いてある修正は必要なかった。

  • 音量を下げる赤外線をavr1500h_volme_down.dat
  • 音量を下げる赤外線をavr1500h_volme_down.up
    で保存し、
python IR-remocon02-commandline.py t `cat avr1500h_volme_down.dat`

で赤外線を送信する。

3.ループとread -n 1を組み合わせて、入力される度に赤外線を送信する。

while true ; do
        echo "type command: "
        read -n 1 cmd
        echo #改行用

        # 何も入力されず、Enterが押されたとき
        if [ -z "$cmd" ] ; then
                echo "empty"
                continue
        fi

        # a,つまりUSBボリュームコントローラーがVol+側に回転したとき
        if [ "$cmd" == "a" ] ; then
                python /home/shiganai/I2C0x52-IR/IR-remocon02-commandline.py t \
                        `cat /home/shiganai/I2C0x52-IR/avr1500h_volme_down.dat`
                continue
        fi

        # b,つまりUSBボリュームコントローラーがVol+側に回転したとき
        if [ "$cmd" == "b" ] ; then
                python /home/shiganai/I2C0x52-IR/IR-remocon02-commandline.py t \
                        `cat /home/shiganai/I2C0x52-IR/avr1500h_volme_up.dat`
                continue
        fi
done

4.GUIで立ち上げたRaspberryPiに自動でターミナルが起動するようにする

/home/shiganai/.config/autostart.desktopの拡張子を持つファイルが自動で起動するらしい。
image.png

参考

5.homeディレクトリの.bashrcに3.で書いたスクリプトを実行するように末尾に書く。

なお、/home/shiganai/my-autostart/ctl_43un700.bashは普段使っているファイル。
3.で書いたスクリプトを中に含む。
image.png

6.再起動してみて、ターミナルが自動で立ち上がるか、3.で書いたスクリプトがちゃんと回るかチェックする。

上手くいった。

参考サイト

ADRSIRについて

ターミナル自動起動

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