IntelliJとEclipseのnative2ascii変換の違い
IntelliJではSettings
のFile Encodings
でTransparent native-to-ascii conversion
をオンにするとJavaのプロパティファイルを透過的にnative2ascii変換してくれます。
log.error=エラーが起きました
log.error=\u30A8\u30E9\u30FC\u304C\u8D77\u304D\u307E\u3057\u305F
ですが、Pleiades All in Oneに同梱されているProperties Editorを使うとIntelliJと違い小文字に変換されます。
log.error=\u30a8\u30e9\u30fc\u304c\u8d77\u304d\u307e\u3057\u305f
Eclipse使いが大半を占める中で一緒に開発していると、1文字変更しただけでも大文字小文字の違いでほとんどの値に差分が出てしまい、本当の差分が分かりにくくなります。
IntelliJでも小文字に変換する
IntelliJではnative2asciiの大文字小文字変換のようなニッチな設定も可能です。
ニッチ故に少し面倒ですがidea.properties
に以下の値を追加します。
idea.native2ascii.lowercase=true
idea.propertiesの場所
WindowsとLinuxの場合はIntelliJをインストールしたフォルダの中にあります。
<IntelliJ IDEA installation folder>/bin/idea.properties
Macでも同じようにIntelliJをインストールしたフォルダの中にありますが、
~/Library/Preferences/IntelliJIdea12/idea.properties
にコピーするとこちらが優先されます。
コピー先のフォルダはバージョン毎に異なるので、バージョンアップしたときは忘れないように再度コピーして設定してください。
~/Library/Preferences/IntelliJIdea12/idea.properties
/Applications/IntelliJ IDEA 12.app/bin/idea.properties
これでEclipse使いが多い開発でも安心です。
IntelliJ IDEA 2018.3 Help
以上の内容はIntelliJのヘルプを参考にしました。