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プロジェクト作成と書き込み

Last updated at Posted at 2020-07-18

はじめに

e2studioでのプロジェクト作成とRenesas Flash Programmeでの書き込み方法についての記述.マイコンボードはGR-CITRUSとする.ハードウェアマニュアルの参考先はHM *.*.*と表記する(例:HM 3.3.4ならばハードウェアマニュアルの3.3.4節を参考).

プロジェクト作成

  1. e2studioを起動
  2. ファイル > 新規 > C/C++ project でプロジェクト作成(もしくは,ようこその Create a new C/C++ project) home.png
  3. テンプレート「Renesas CC-RX C/C++ Executable Project」の選択tempPJ.png
  4. プロジェクト名の設定PJname.png
  5. ターゲット・デバイスの設定.「...」ボタンより選択できる.*GR-CITRUSの搭載マイコンはRX631(R5F5631FDDFP 100pin QFP) target.png
  6. 「終了」でプロジェクト作成を終了.srcフォルダのプロジェクト名.cにmain関数がある.PJcomp.png

ビルド

ブートモード

マイコンに書き込むために,内蔵フラッシュメモリ書き換えプログラム(ブートプログラム)が動作するモードにする必要がある.(HM 3.3.5).以下の図のように,MDまたはJP1と書かれたジャンパの部分を接続させてからリセットボタンを押す.
jump.jpg

ビルド設定

出力ファイル形式をモトローラSに変更する.

  1. プロジェクトフォルダを右クリックしてプロパティを開く
  2. C/C++ビルド > 設定 > Converter > 出力 を選択
  3. ロード・モジュール・コンバータを実行するにチェックを入れて,出力ファイル形式にモトローラSを指定する
  4. 「適応」させて閉じる

mot.png

ビルド

トンカチマークかctrl+Bでビルドする.コンソールにBuild Finishedが表示されたらビルド完了bild.png

書き込み

書き込み設定

  1. Renesas Flash Programmeを起動
  2. ファイル > 新しいプロジェクトの作成 を選択
  3. マイクロコントローラにRX63xを選択
  4. 任意のプロジェクト名と作成場所を指定する.
  5. 通信ツールに USB Direct を選択
  6. 「接続」*このときマイコンと接続していないとエラーとなる flashNew.png

書き込み

  1. 作成したプロジェクトの中にあるHardwareDebugフォルダの中に生成されている*.motファイルを参照する
  2. スタート flash.png

参考文献

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