#はじめに
この記事はなんとなくJSとかを勉強している学生がメモ代わりに書いているものです。内容は期待しないでください。
#1.仮想環境を構築する
今回はUbuntuで行うのでiTerm2で仮想環境を起動する。
起動したところで
1.Virtual Box(バーチャルボックス)
2.Vagrant(ベイグラント)
という2つのソフトウェアを使った仮想環境でUbuntuを使用します。
cd ~/vagrant/ubuntu
vagrant up
vagrant ssh
Ubuntuがインストールされたディレクトリに移動。vagrant upは仮想的なPCにインストールされたUbuntuを起動するコマンドで,vagrant sshはVagrantの仮想マシンがセットされている状態でSSHに接続します。
#2.プログラムのひな形(テンプレート)を用意する
ディレクトリ内に以下を記述します。
echo "'use strict';" > ファイル名
1行目はyarnで新しいプロジェクトを始める際に記述するものです。
#3.プログラムを書く
先ほど記述したファイルに以下を記述します。
const http = require('http');
const server = http.createServer((request, response) => {
response.writeHead(200, {
'Content-Type': 'text/plain; charset=utf-8'
});
response.write(request.headers['なんでもいい']);
response.end();
});
server.listen(8000, () => {
console.log('Listening on 8000' );
});
1行目はJSをstrictモードで利用するための記述です。
2行目はhttpモジュールを引数httpに代入しています。
3~9行目はサーバに関する記述です。
引数に代入したhttpモジュールを使ってサーバを構築しています。記述方法は以下参照。
今回はサーバ側の処理でアロー関数を使用しており,引数の一つ目にはリクエストが二つ目にはレスポンスが代入されています。
'Content-Type': 'text/plain; charset=utf-8'
});
このコードは200という成功を示すステータスコードと共に、サーバが扱う情報の設定をレスポンスヘッダを書き込んでいます。
7行目はwrite関数を使用してリクエストのヘッダーに文字列を表示しています。表示したい内容によっては以下のように書くこともできます。
'<!DOCTYPE html><html lang="ja"><body><h1>文字列</h1></body></html>'
);
8行目はサーバの書き出しが終わったことを示しています。
10行目以降はサーバ起動するポートを8000としてlisten関数で特定のポートからリクエストがないかを永続的に調べています。今回はリクエストがあり次第コンソールで文字列を表示しています。
#4.サーバを起動してみる
以下を記述してREPLで動作を確認します。
先ほどのコンソールの文字列が表示されたら成功です。お疲れ様でした!!
##yarnとは
yarnはnodeをインストールすると自動でインストールされるnpmと役割は同様のパッケージマネージャー(https://yarnpkg.com/en/)。
並行処理でのインストールによってnpmよりも高速にパッケージをインストールできる。
##httpモジュールとは
「httpモジュール」はHTTPサーバーやHTTPクライアントとしての機能を構築するために使われます。自分のwebサイトをネット上に公開したり、フォームなどからデータを送受信できます。もちろん、静的なWebサイトだけでなくTwitterのような大きなWebサービスを構築することも可能になります。
##ポートとは(参照:https://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/port-number.html)
TCP/IP通信においては,IPアドレスがあればネットワーク上のコンピュータを一意に識別することができますが,該当コンピュータのどのプログラムに通信パケットを届けるかは,IPアドレスだけでは決定できません。どのプログラムに通信パケットを渡すのかを決定するために,ポート番号を使用します。