SendGrid は控えめに言っても最高なんですが、使い始めはどこで何を確認したらいいか分からないことがあります。
そんな時のために管理画面の見方をまとめてみました。
現在のステータス
メール送信/受信の状況を把握するためにも、まずは現在のステータスがまとまっているページを確認することが大事です。
普段の平均値と乖離している項目があればそれに注視していきましょう。
ちなみに SendGrid は毎日メールで前日のステータスを通知してくれるので、それさえチェックしていればよかったりします。
Bounces
メールの配送が失敗した場合、SendGrid では Bounce としてカウントされます。
代表的な配送の失敗は、例えばメールアドレスが存在しないなどですね。
Blocks
配送はできたが、送信元IPアドレスがブラックリストやブロックリストに登録されていた場合、SendGrid では Block としてカウントされます。
以前、自動送信メールの BCC に特定のメールアドレスをつけるようにしていて、それが Gmail 側でブロック(Blocks)されたことがあったのですが、それもこの画面で気づけました。
Bounce Drops
配送時に Block が続くと、SendGrid 側で配送不可とみなしてメール自体を破棄することがあります。その場合 SendGrid では Bounce Drop としてカウントします。
Inbound Parse
特定のドメインの MX レコードに SendGrid が設定されており、そのドメイン宛にメールが送信された場合、Inbound Parse で設定された URL に RAW を含んだメールデータを転送することができます。
で、何らかの原因でそれが送信できなくなったり SPAM メールが大量に送られてきたりしていると、上記設定画面にてアラートが表示されます。
まとめ
ステータス中に何かスパイクがあったときは上記のURLを参考に障害の原因を切り分けていきましょう。
また、SendGrid の正規代理店である構造計画研究所さんのサポートはとても丁寧なので、困ったことがあればそれを利用するのも手ですね。