Python も簡単、VScode があれば
Visual Studio Code (以下VScode)は拡張機能によってさまざまなプログラム言語に対応します。Python も Python extention for Visual Stodio Code を使うとインテリセンスが使えるのでコード入力が楽になります。
VScodeのインストール方法は以下を参照して下さい。
作業用のフォルダを作る
まず作業用のフォルダを作ります。ここでは Cドライブ のworkフォルダに pj1フォルダを作って作業することにします。フォルダはエクスプローラーであらかじめ作成しておきます。
作業用のフォルダを開く
VScodeを起動し、メニューバーから「ファイル」ー「フォルダーを開く」でwork\pj1フォルダを開きます。
仮想環境を作成する
仮想環境を作成して作業します。
ターミナルが表示されていない場合は、メニューバーから「表示」-「ターミナル」でターミナルを開きます。
ターミナル上で「python -m venv venv」と入力します。最後の「venv」はフォルダ名なので別の名前にしても構いません。
コマンドを実行すると新しく仮想環境用のフォルダが作られます。画面左側に表示されているエクスプローラーにvenvというフォルダが表示されます。
仮想環境を立ち上げる
仮想環境でプログラムを動かすためターミナルで「.\venv\Scripts\activate」を実行します。一度実行するとプロンプトの先頭に「(venv)」が表示されます。
プログラム用のフォルダを作成する
作成するプログラムのためのフォルダを作成します。
サイドバーの最上段にあるエクスプローラーのアイコンをクリックしてエクスプローラーを表示します。最初から表示されている時は、この操作は必要ありません
pj1フォルダにマウスカーソルを持って行ったとき右側に表示されるアイコンの左から2番目、「新しいフォルダー」をクリックして
新しいフォルダーを作成して名前をappとします。この名前は別の名前でも構いません。
以降、プログラムのソースファイルはこの中に作ります。
プログラムを書く
エクスプローラーのappフォルダをクリックした後、pj1フォルダの右にあるアイコンの左端、「新しいファイル」をクリックして新しいファイルを作成します。
名前をhello.pyとしておきます。この名前も何でも良いのですが、拡張子は.pyとして下さい。
プログラムは「print('Hello')」です。
プログラムを実行する
メニューバーから「実行」-「デバッグなしで実行」とするとプログラムを実行できます。
今回はターミナルに「Hello」が表示されます。
プログラムのデバッグには「実行」ー「デバッグの開始」としますが、細かいところはここでは説明しません。
Pythonプログラムを作って動作確認する
以上がVScodeでPythonのプログラムを作成して実行する手順となります。
ライブラリを使う場合は仮想環境でpip installを行います。
一度作成したフォルダを再度開くときは以下の手順となります。
- VScodeを立ち上げる
- 作業用のフォルダを開く
- 仮想環境を立ち上げる
- コードを入力する
- 実行する
- 以下4と5の繰り返し
以上、VScodeを使ったPythonプログラムの作り方でした。