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MithrilでHTMLフォームの日時入力

Last updated at Posted at 2016-12-20

すでにHTMLフォームをMithrilでそのまま使う方法は紹介しました。今回は日付入力フォームです。
軽く調べただけなのでツッコミ募集中です。

スクリーンショット 2016-12-20 16.15.14.png

日付入力は <input type="種類"> で使える入力フォームです。一昔前だとjQuery UIのdatePicker()とか使っていて表示していたような入力フォームです。HTML 5ではこれから紹介するうちのdateとtimeしかありませんが、HTML 5.1では定義が追加されています。

caniuseですべて調べられなかったのですが、Chrome/Edge/Operaで対応している一方、IE/Firefox/Safariでは対応していません。

日時入力フォームの種類一覧

日時フォーム

タイプ 書き方
年-月 m('input[type=month]')
年-W週 m('input[type=week]')
年-月-日 m('input[type=date]')
時:分 m('input[type=time]')
年-月-日T時:分 m('input[type=datetime-local]')

Mithrilでの使い方

入力フォームが扱うのは、↑の表のようなフォーマットの文字列です。valueとして与えれば初期値として設定しできるので、仮想DOMと一緒に扱うことができます。

一番簡単なmonthで紹介します。一番シンプルな例です。

    controller: function() {
        this.month = m.prop(null);
    },
    view: () => {
        return m('input[type=month]', {
            onchange: m.withAttr('value', ctrl.month),
            value: ctrl.month()
        })
    }

入力された値は文字列形式でプロパティctrl.monthに格納されます。フォームが出力される値と入力値のフォーマットは同じなので、これで最低限動きます。

ですが、モデル上はDate型として扱いたいですよね?入力値の文字列をパースしてDate型にし、また出力時に期待されるフォーマットに変換すればOKです。

1.0ではストリームになると思いますが、プロパティ互換のインタフェースを保ったまま、内部のデータをDateにするには次のようにします。

    var _month = null;
    this.month = function(str) {
        if (arguments.length > 0) {
            _month = new Date(str);
        }
        if (_month) {
            return `${('000' + _month.getFullYear()).substr(-4)}-${('0' + (_month.getMonth() + 1)).substr(-2)}`;
        }
        return null;
    };

2016-12みたいな文字列はDateのコンストラクタに渡せば解釈してくれるので、特に難しいことはありません。

返り値の文字列にするのがちょっと厄介で、toLocaleFormat()が使えたらなぁ・・・でもこれ非標準でFireFoxじゃないと動かないし・・・という感じですね。6月(データ上は5)を表現する時は、1をたさないと行けないんですが、2016-6ではエラーになってしまうのでゼロをいれなければなりません。次のコードは0を頭につけた状態にするためのコードです。これで複雑に見えているだけでそんなに難しいことはしてません。

js
('0' + (_month.getMonth() + 1)).substr(-2)

datetimeもサンプルをみてもらえればコードは見にくいけどまあやっていることは難しくないと思います。

Week

Weekはめんどうでやってないです。すみません。2016-W30という表記から、その週の先頭の月曜日を取得する必要があります。ちなみに、1/1が月曜日でない場合は、前年のW53となります。最初の月曜日から1週目が始まります。

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