この記事は Wano Group Advent Calendar 2024 の20日目の記事となります。
昨日のgoose で DB マイグレーションを行う には自分も助けられました。
今日もこの記事で誰かが助けられるといいなと思います。
ネタバレ
- CLI操作時にカレントディレクトリや時間・ブランチ・編集ファイルがわからないと不便じゃないですか?それを解決します。
- コピーしてそのまま使っちゃってください
エピソードトーク
入社直後の自分のターミナルは以下のようなものでした。
黒くて格好がいいですよね。
しかし、私の逆タブラ・ラサ画面を目にした上司はこのように口走っていました。
「見づらいんじゃない??zshプロンプトをカスタマイズしてきれいにしたらいいよ」
「?????」
ということでCLIのデフォルト表示をきれいにすることにしました。これが創世記です。
結果
Gitを使っていないディレクトリにいる場合
カレントディレクトリが表示されていますね。
色分けするだけでだいぶ視認性が上がります。
Gitを使っているディレクトリにいる場合
ローカルの編集がある場合は、黄色の +
を表示しつつブランチ名を黄色で表示するようにしています。
この文字色の変更でcommit忘れを幾度となく防ぐことに成功しました。本当に感謝
変更があり、その一部が git add
されている場合、赤色の と黄色の +
を表示しつつブランチ名が黄色になります。
変更があり、そのすべてが git add
されている場合、赤色の を表示しつつブランチ名が赤色になります。
なにを実施したんですか?
~/.zshrc
に以下の設定を加え、 source ~/.zshrc
を実行しました。
# git
# vcs_infoモジュールをロードし、プロンプト内ので変数やコマンドの置換を有効化
autoload -Uz vcs_info
setopt prompt_subst
# Gitリポジトリの変更をチェック
zstyle ':vcs_info:git:*' check-for-changes true
# gitリポジトリ内の変更を検知
zstyle ':vcs_info:git:*' stagedstr "%F{magenta}!"
zstyle ':vcs_info:git:*' unstagedstr "%F{yellow}+"
# ブランチ名表示
zstyle ':vcs_info:*' formats "%F{cyan}%c%u[%b]%f"
# アクションがある場合はそれも表示
zstyle ':vcs_info:*' actionformats '[%b|%a]'
precmd () { vcs_info }
# 表示設定
# hh:mm:ss
# ユーザー名@ホスト名[カレントディレクトリ絶対パス]gitブランチ名
# $
PROMPT='
%*
%F{magenta}%B%n%b%f@%F{blue}%U%m%u%f[%F{green}%~%f]%F{cyan}$vcs_info_msg_0_%f
%F{yellow}$%f '
以上となります。
「この設定をいじってもっと見やすいようにしたったwww」などコメントをいただけると嬉しいです。
この記事で、より多くの魂が救われることをここで祈り続けています。
TuneCore Japan では 一緒に働くメンバーを募集しています。
エンジニアだけでなく、Director等の各種ポジションをオープンしているので興味がわいた方はぜひご覧ください!
参考記事
https://ktksq.hatenablog.com/entry/mac-customize
https://webrandum.net/zsh-prompt-name/
https://tkengo.github.io/blog/2013/05/12/zsh-vcs-info/