はじめに
SPAのフロント開発では、webpackによって変換されたjsが書き出されるため、
通常のchromeを使ったデバッグでは分かりづらい場面が多々あります。
Visual Studio Code(以下、VSCode)では、Chromeと連携をして、jsのコードをデバッグする機能があるため、これを活用することで、開発時のソースコードのまま、ブレークポイントの設定や、変数の参照が可能となります。
設定方法はこちらに記載してありますが、この記事では、lanuch.jsonで指定するディレクトリを変更する方法を記載します。
ディレクトリの変更
webRoot
の値が、vue-cliのsrcフォルダの位置になります。
vue-cliが/プロジェクトルート/html
フォルダにインストールされている場合、設定ファイルの値を下記に置き替えてください。
launch.json
{
"version": "0.2.0",
"configurations": [
{
"type": "chrome",
"request": "launch",
"name": "vuejs: chrome",
"url": "http://localhost:8080",
"webRoot": "${workspaceFolder}/html/src",
"breakOnLoad": true,
"sourceMapPathOverrides": {
"webpack:///src/*": "${webRoot}/*"
}
}
]
}
参考
https://jp.vuejs.org/v2/cookbook/debugging-in-vscode.html
https://github.com/Microsoft/VSCode-chrome-debug