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謎の監視履歴「/run/user/1000」とは?|Hinemos入門

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皆様こんにちは。

本日はHinemosでサーバ監視を行う上で遭遇する謎の不明イベント「ファイルシステム使用率(/run/user/1000)」の正体ついて簡潔に説明します。

【正体】
run/user/$uidは systemd によって作成される一時的な格納場所であり、あるユーザが実行中のプロセスが使用するファイルを格納するために使用されます。

つまり、勝手に作られ目的が終われば
勝手に消える一時的な格納領域なのです。

この領域が作成されるタイミングは
ユーザが何かしらの目的でサーバに接続し、
設定編集やアップデートを行った際に作成されます。

【Hinemosに不明イベントか出る原因】
Hinemosのファイルシステム使用率において「ALL」を設定している場合、ありとあらゆるファイルシステム、パーティションを監視する為、一時的に作為された/run/user/1000が無くなった後も監視を続けてしまい、結果不明イベントが表示され続けます。

【不明イベントの消し方】
Hinemosを開き、ビューからリポジトリを選択。不明イベントが出ている対象スコープ上で右クリック。
デバイス項目のファイルシステム/ディスク配下にある/run/user/1000を右クリックし
削除を選択すると、以降不明イベントが表示されなくなります。

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