.
は任意の一文字、*
は直前の文字を0回以上繰り返す。
各記号が何を意味するかは調べれば分かるけど
それを使うとどんないいことがあるのか分からない。
そんな人向け。
いいことその1 全ての行を特定の文字で挟む
全ての行を置換文字の<b></b>
の間に挟む。
置換前:`hoge`
置換後:`<b>hoge</b>`
検索文字:(.+)
置換文字:<b>$1</b>
解説
検索文字
.+
:任意の一文字を一回以上繰り返す、つまり一行全て
()
:グループ化
置換文字
$1
:(秀丸、さくらなどは\1
)とすると、グループ化した文字を取り出すことができる。
応用
$1
はグループ化した1つ目という意味になるので、$2
を使ってこんなことも可能。
置換前:hoge piyo
検索文字;(.+)\s(.+)
置換文字:<a href="$2">$1</a>
置換後:<a href="piyo">hoge</a>
いいことその2 全行の行頭に任意の文字を挿入
全ての先頭に_
を挿入する。
置換前:`hoge`
置換後:`_hoge`
検索文字:^
置換文字:_
解説
検索文字
^
:行頭
置換文字
_
:特に意味は無い普通の置換文字。
応用
当然行末で〜ということも可能。
置換前:hoge
検索文字;$
置換文字:_piyo
置換後:hoge_piyo
いいことその3 全行の先頭にある可変長文字の削除
先頭にある可変長数値とスペースの削除
置換前:`10 hoge`
置換後:`hoge`
検索文字:^[0-9]+\s
置換文字:検索文字を削除したいので、置換文字無し
解説
検索文字
^
:行頭
[0-9]+
:0〜9までの数値の繰り返し、つまり任意の長さの数値
\s
:スペース、タブなど
応用
^
を外せば、先頭じゃない数値も削除できるし、[a-z]
とすれば小文字の任意の文字を削除できるし、
当然純粋に検索することも可能。