2021年4月18日にIPAのネットワークスペシャリストを初受験し、惨敗しました。

午後1があと1点足りませんでした。
……あああああああああああああああああああああああ!!!!!!
思い出すたび枕を濡らし発狂します。
ネット上では多くの合格者の方々の勉強法があがっているので、私は逆に「こんな勉強方法じゃ合格しなかったよ!」という反面教師的な記事を書こうと思います。
勉強期間
およそ3ヶ月半ほどかけました。ただしこれにはCCNAの勉強も含まれています。
- 1ヶ月目:「マスタリングTCP/IP」を1周する
- 2ヶ月目:CCNAを取得する
- 3ヶ月目:「ネットワーク技術&設計入門」「ネスペの基礎力」を読む → 午後過去問を解き始める
- 4ヶ月目:午後過去問 + 午前過去問を解く
ざっくりこんな感じでした。過去問については、
- 午前:過去5年分を2周(1時間×6日間を試験一週間前に行う)
- 午後:過去4年分を2周(約1ヶ月)
これぐらいの量をこなしました。
午前はほとんど過去問から出題される上、午後対策をしていれば余裕で解けてしまうため、試験1週間前から対策するだけでOKした。
午後については、自力で一回問題解いた後、ネスペ本を読んで理解を深めた後に次の問題へ、というサイクルをこなし、4年分を約1ヶ月で2周しました。
学習書籍
ネットワークを理解するための読んだ書籍・サイト
- 「マスタリングTCP/IP」:1周
- 「ネットワーク技術&設計入門」:1周
- 「ネスペの基礎力」:1周
- 「ネスペイージス(Webサイト)」:気になった技術のページを読む
書籍は1→2→3の順で読みました。
特に「ネスペの基礎力」は午後問題を解くのに必要な知識を頭に染み込ませることができ、かなり使える本だと思いました。でもそれに気づけたのは試験に終わったあとでした。
次回受検する際は「ネスペの基礎力」を3周して完全に暗記するレベルで挑みます。
過去問対策本
使い方は上記でも紹介しましたが、問題をまずは自力で解いた後、こちらの書籍で理解を深めていくサイクルを回しました。
自分はこれを1回ずつだけ読んで理解したつもりでいました。いや、問題についての理解は実際していていたのですが、問題にかかれている技術そのものの仕組みや周辺知識についてより深堀りすることをしていなかったので、それが良くなかったなと反省しています。
次回は過去問を解きつつ同時進行で技術・知識の深堀りをします。
令和3年度の試験内容で難しいと感じたところ
なんとなくですが、既存のNW知識の原理について問われる「知識試験」のウェイトが多かった気がしました。
ちなみに令和3年度ではこのあたりが問われました。
- 「OSPF」「BGP」「RSTP」などのL2、L3層プロトコルの細かい動作や仕組み
私はこの辺の知識について、CCNAで勉強していたのである程度は理解していたつもりでしたが、試験ではそれ以上の細かい話を聞かれたので無事に死にました。
次回は既存技術の動作原理についてもしっかり暗記します。
次回へ向けて
まずはここで書いた反省点をしっかり胸に刻みます。
そして次回受験までにもっとネットワークのことを勉強し、これなら絶対に受かる!という確信を持つまでしっかり勉強してから試験に挑もうと思います!
初めてのネスペ受検を控えていて不安な方はぜひこの記事を反面教師にして一発で合格されることを祈ります。