Regional Scrum Gathering Tokyo 2021 Day 1 「Remote Work Native な働き方を志向した結果、Agileな状態に爆進しているとあるHRチームの話 - 組織全体への波及を添えて」
2021/01/06に開催されたRegional Scrum Gathering Tokyo 2021での発表です。
https://confengine.com/regional-scrum-gathering-tokyo-2021/proposal/15023/remote-work-native-agilehr-
チーム参加してきました
aslead Agile のチーム「オキザリス」にて参加してきました。
チーム7人で参加して、その場で実況しつつ、記事も作っています。
非開発系でもリモートワークで効果的な働き方を続けると、透明性・検査・適応を柱として強いチームへ進化できた
チームにとどまらず、文化を組織や会社全体に普及させるための具体例
NTTの人材部のイメージは?
- チームというよりも俗人に依存
- ブラックボックス
- 雑談は×
というイメージ・・・半分くらいは正解
エピソード
- 新人研修を振るリモートに
- 海外研修生40名を一斉帰国
- 自分たちも原則在宅勤務
このようななか、いままでの働き方では通用しないのではないかという思いに至った。
リモートネイティブ
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リモートワーク率
- 世の中的には 25%(意外と低い)
- NTTでは 80%
- 我々のチームは 90%
- リモートワーク中心のなかでどうパフォーマンスを高めるかが重要
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リモートワークでのパフォーマンス
- DX Summit 2020 特別賞をいただくなど効率的に仕事ができた
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効率を上げる仕事の仕方
- カンバンによる見える化とタイムボックス
アジャイルという言葉をつかわずに
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最初にやったこと
- ITツール利用の高度化
- コミュニケーションをメールからチャットへ
- オンプレからクラウドへドキュメント管理を移行
- 非開発系だと上記をやるのも以外にタイヘン
- ITツール利用の高度化
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普及するためにやったこと
- リモートワークハンドブックを作成して共通言語化
- 社外にも公開中
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激しい外部環境の変化
- 小中学校の一斉休校
- 海外のコロナ状況
- これらにうまく対応していく必要があった
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これらの外部環境の変化に対応するためにやったこと
- 「カンバン」でチームのタスク・課題を見える化した
- 透明性が向上
- カンバンに起こす作業は「全員でやる」ことが重要
- 「朝会」を導入
- 困っていることを共有。相談を気軽にできる仕組みを作り、透明性を継続しつつ検査することができる。
- リモートワークにメリハリがでる効果も。
- 「リファインメント」
- 形骸化しないように毎週30分、カンバンを更新
- 透明性も高いレベルで継続
- ふりかえり
- いままでふりかえりの文化がなかったので、2週間単位で1時間程度で固定
- 雑談ベースでゆるく始めることで気軽に始められるように
- アジャイルという言葉を使っていないが、効率的なチーム運営を模索すると結果としてスクラムのプラクティスになった
- 「カンバン」でチームのタスク・課題を見える化した
透明性・検査・適応には順序性がある
- 透明性が一番!
- 透明性をいかに向上させるか・・・
- 背中を見せること
- 社内向けのYammarでつぶやいて全社に公開。
- 社内ニュースメディアで幹部が全社施策の思いなどを語る
- Slackベースで社内イベントを継続開催
- 背中を見せること
感想
「背中を見せることが大事」
めちゃかっこよかったです。私も背中を見せられるように精進します。