3
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Pythonのclassの使い方をコード例を用いて解説

Posted at

Pythonのclassを使ってクラスを定義し、オブジェクトを作成する方法をコード例を交えて説明します。

1. クラスの定義とオブジェクトの作成

クラスを定義し、それを基にオブジェクトを作成するコード例です。

# クラスの定義
class Person:
    def __init__(self, name, age):
        self.name = name
        self.age = age

# オブジェクトの作成
person1 = Person("Alice", 30)
person2 = Person("Bob", 25)

# オブジェクトの情報を表示
print(f"{person1.name}{person1.age}歳です。")
print(f"{person2.name}{person2.age}歳です。")

このコードでは、Personクラスを定義し、__init__メソッドを使用してオブジェクトの初期化を行っています。それから、person1とperson2という2つのオブジェクトを作成し、それぞれの情報を表示しています。

2. クラスのメソッド

クラス内でメソッドを定義し、オブジェクトで呼び出すコード例です。

# クラスの定義
class Calculator:
    def add(self, x, y):
        return x + y

    def subtract(self, x, y):
        return x - y

# オブジェクトの作成
calc = Calculator()

# メソッドの呼び出し
result1 = calc.add(5, 3)
result2 = calc.subtract(10, 2)

print(f"5 + 3 = {result1}")
print(f"10 - 2 = {result2}")

このコードでは、Calculatorクラスを定義し、addとsubtractメソッドを作成しています。オブジェクトcalcを作成し、メソッドを呼び出して計算結果を表示しています。

3. クラスの継承

クラスの継承を使用して新しいクラスを作成するコード例です。

# 親クラスの定義
class Animal:
    def __init__(self, name):
        self.name = name

    def speak(self):
        pass

# 子クラスの定義
class Dog(Animal):
    def speak(self):
        return f"{self.name}がワンワンと鳴いています。"

class Cat(Animal):
    def speak(self):
        return f"{self.name}がニャーニャーと鳴いています。"

# オブジェクトの作成
dog = Dog("ワンちゃん")
cat = Cat("にゃんこ")

# メソッドの呼び出し
print(dog.speak())
print(cat.speak())

このコードでは、Animalクラスを親クラスとし、DogとCatクラスを子クラスとして定義しています。子クラスでspeachメソッドをオーバーライドして、それぞれの動物の鳴き声を定義しています。

これらのコード例は、Pythonでクラスを定義し、オブジェクトを作成する基本的な使い方を示しています。クラスはデータとメソッドを組み合わせて、オブジェクト指向プログラムの中心的な要素です。

Pythonのお役立ち情報

3
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?