はじめに
コマンドライン引数とは
-
コマンドライン
から入力した引数
。-
コマンドライン
は、キーボードだけで操作する画面
(ターミナル)。 -
引数
はプログラムや関数に渡す値
。
-
コマンドでいうと
$ruby enshu.rb 5
の
5
の部分!!
やってみた
- コマンドライン引数として数値を与えた時に、
偶数
か奇数
かを判定するプログラムを実装
検証
def check(x) <= コマンドライン引数で与えた引数が入る(メソッドを呼び出す側で指定した実引数)
if x % 2 == 0 <= メソッド定義側で記述した仮引数
puts "偶数です"
else
puts "奇数です"
end
end
puts check(ARGV[0].to_i) <= ARGVの配列オブジェクトから、Rubyスクリプト実行時に渡された引数が参照できる
結果
user$ ruby enshu.rb 4
偶数です
user$ ruby enshu.rb 5
奇数です
注意
- コマンドライン引数で渡した引数は全て文字列になる。
検証
p ARGV[0] + ARGV[1]
結果
user$ ruby enshu.rb 5 6
"56"
コマンドライン引数で渡した5と6が足し算されずにくっついただけになる。
そのため、ARGV[0]
で引数を参照する場合は、to_i
をつけてあげる必要がある。
- to_i(integer)は文字列を数値に変換するメソッド