目次
- アプリケーション全体の日本語化(i18n)
- アプリケーションのタイムゾーンの日本語化
- 開発環境の設定
- テスト環境の設定
- generate時の生成ファイルの設定
1. アプリケーションの日本語化
アプリケーションを日本語化することで、ビューで時間などを表示する際に、日本語の辞書を参照してくれるようになります。
まず、設定ファイルで日本語を設定します。
config/application.rb
config.i18n.default_locale = :ja
次に、日本語の言語ファイルを作成します。 内容は、rails-i18nのものをダウンロードします。
config/locales/ja.ymlにダウンロード
curl -s https://raw.githubusercontent.com/svenfuchs/rails-i18n/master/rails/locale/ja.yml -o config/locales/ja.yml
2. アプリケーションのタイムゾーンの日本語化
アプリケーションにタイムゾーンを設定することで、ActiveRecordのタイムスタンプを日本時間で表示するなどの処理を行なってくれます。
config/application.rb
config.time_zone = 'Tokyo'
config.active_record.default_timezone = :local # DBのタイムゾーンを変更
3. 開発環境の設定
開発用のGemを導入・設定しておくことで、開発をスムーズを行なえるようになります。 以下を参考に、必要なものを導入します。(順次追加予定)
Gemfile
gem 'annotate' # 現状のスキーマの注釈をコメントとしてファイルの上部や下部に追記してくれる。
gem 'better_errors' # エラー画面をデバッグしやすい形に整形してくれる
gem 'binding_of_caller' # better-errorsのエラー画面でirbができる
gem 'bullet' # 「N+1 問題」を検出してくれる
gem 'hirb' # コンソールのModelの出力結果を表形式で分かりやすく表示する
gem 'hirb-unicode' # 日本語などマルチバイト文字の出力時の出力結果のずれに対応
gem 'letter_opener_web' # 送信したメールを確認できる
gem 'pry-rails' # コンソールをirbからpryに置き換える。
gem 'pry-byebug' # ソースコードにブレークポイントを埋め込んで、所定のポイントでpryを起動
gem 'quiet_assets' # developmentログへのアセットパイプライン関連のログ出力を抑制
4. テスト環境の設定
テスト環境を構築する手順については、下記を参照↓
5. generate時の生成ファイルの設定
rails generate
コマンドでコントローラやモデルを生成する際、ヘルパーやビュー、テストといった、関連するファイルが自動で生成されます。
これを生成しないようにするには、以下のように設定します。 生成する必要ないものは、事前に無効化しておきましょう。
config/application.rb
config.generators do |g|
g.assets false # assetsの無効化
g.helper false # helperの無効化
g.test_framework false # testの無効化
end
config/application.rb
module BoardApp
class Application < Rails::Application
config.time_zone = 'Tokyo'
config.active_record.default_timezone = :local
config.i18n.default_locale = :ja
config.generators do |g|
g.assets false
g.helper false
g.test_framework false
end
end
end