どうも!
自称爆速エンジニアの加藤です!
2016年10月に入社した僕ですが、2020年6月を持ってエイチーム引越し侍を退職することになりました。
おいおい3年8ヶ月程度で辞めるなんて辞めるのも爆速かよ、
と思われるかも知れませんが、今までの会社は長くとも1年半とかだったので、
自分としては今までの最長記録の倍以上この会社にいたことになります。
なぜ書くのか
エンジニア→営業という謎のキャリアを踏んでいる僕を拾ってくれて、
すごいお世話になりましたし、迷惑もかけしましたし、
でもいろんな挑戦をさせてくれて、初めての体験をいくつもさせてくれたこの会社が僕は好きです。
会社の中の人たちはプライベートでもすごい仲良い人も多いですし、嫌いな人がいません。
みんないい人たちで、毎日仕事も楽しくさせてもらったと心から思っています。
日曜日の夜が憂鬱にならずに、長期休暇のときなんかそろそろみんなに会いたい(=仕事したい)
と思える会社は今まで初めてでした。
何十年もここで働いて行けると心から思えた会社でした。
そんなエイチームという会社を少しでもいい会社だなと思ってくれたら嬉しいのと、
自身の挑戦への決意を改めて確固たるものにしようと思い、退職エントリを書いていこうと思います。
今までやってきたこと
- お問い合わせ自動対応を重複しているユーザ分一括処理
- CSの方に今だに感謝されてうれしい
- 引越し予約サイトのセール機能開発
- ガッツリとチーム開発を遅くまで頑張って楽しかった思い出
- 闇と呼ばれた転勤プロジェクトを明るみに出し可能な限り自動化させた
- これも今だに営業の方に感謝されて嬉しい
- 生活関連サービス「ファインドプロ」の立ち上げ
- 初めての1から立ち上げたサービスがお金を生む体験
- 5社合同勉強会の運営長
- 入社半年程度で立候補して任せてもらえた、とてもやりがいがあった
- 採用イベント参加・面接対応
- 採用やりたいやりたいって言い続け任せてもらえるように
- インターンメンター
- 1年で1番熱い3日間がそこにはあった
- 12日間の実践webエンジニア向け新卒研修
- と思ったらこっちも同じくらい熱かった
- マネジメント業務に片足を突っ込む
- プロダクトのマネジメントだけじゃなく、人のマネジメントについても深く考えさせられた
ばーっと思い出してもいろんな事があったなぁと思います。
人から感謝されることがモチベーションの僕としては、どれもこれも本当にいい思い出です。
なぜ転職するのか
この会社に入っていろんなことを任せてもらえるようになって、
すごい成長している実感がありました。
信頼できる仲間と毎日楽しく仕事をしていました。
ただ、なにか漠然とこの半年くらい自身の成長が止まってしまった様に感じたんですよね。
新しいことに挑戦できていないような、、、事業を自分の力で成長させられていないような、、、
漠然と感じるこのままで良いんだろうか、どうやったら自分はもっと成長できるんだろうか、、、
業務に追われながら、半年くらいを過ごし続けていました。
R社から独立した友人との飲み
新卒の頃すこすこに不合格になったR社に入った大学時代の友人がいました。
結構R社は僕の中でも憧れがあったんですが、今の会社に入れたことで割と自身の自尊心は保てていました。
ただその友達がR社を飛び出て、独立した人について行き、生き生きと働いている姿を見て、
僕の心に火が着きました。
「自分ももっと小さいベンチャー起業で1からがむしゃらに挑戦したい」と
エイチームは良くも悪くも大企業になりました。
入社時400人ほどだった規模が1000人を超す程に、
引越し侍だけで見ても40人くらいだったのが100人を超えるようになりました。
そんな中、自身の頑張りが会社の業績に寄与できる割合がどうしても低くなって、見えづらくなってきます。
自分が会社を大きくできているんだろうか、自分じゃなくても大して変わらないのではないのか。
そんな考えが僕の中でどんどん大きくなっていきます。
半年前に声をかけてきた元後輩
ここで「ウチの会社来ないっすかー」と軽く声をかけられた半年前の出来事を思い出します。
その時は辞めるつもりもまったくなかったし、あっさり断ったのですが、
「ベンチャー」×「IT起業」×「信頼できる能力の高い人間が働いている安心感」
という特に3つ目の安心感を感じることができる企業はなかなかないなと思い、
こちらから声をかけました。「まだあの件は生きているか」と
社長と意気投合
社長と計3回面談をしてもらったのですが、その中でも考え方がかなりマッチしたんですよね。
「社長が3回も面談するなんてなかなかないっすよー」と元後輩も言ってたんで、
社長もそこそこ気に入ってくれたんだと思います。
特に「カルチャーや宗教を作っていかなきゃいけない」という宗教という表現や、
急激に会社を大きくしていくにあたって異端分子が入ってきてしまうことへの対応でも、
「説得した上で辞めてもらう」と言う考えは、僕も「NETFLIXの最強人事戦略」という本の中で、
フェーズにあっていない人に面と向かって話し、転職先を紹介しつつ羽ばたいてもらうというエピソードがあって、
すごい合理的かつ真摯にその人にも会社にも向き合っているな~と印象的に思ったんですよね。
そういう事がいくつかあって、「あ、この人の考え方だったら自分と大きく方向性が変わることはないな」と感じ、
ますます転職意欲が湧いてきます。
3週間ほどでの決断
1週間に1回くらい面談してもらって3度目の面談が終わった翌週、
オファーレターをもらった僕は即決していました。爆速エンジニアらしく、1社しかお話を聞いてなかったのに。
その次の日の面談で上長に、更にその次の日の面談でさらに上長に報告し、
その日が5/1だったので、流石に5月末ってのはあれなんで6月末ですかねと退職日を調整しました。
有給が付与されたばかりでたくさんあり、6/2が最終出社になったのはびっくりしました。
転職が決まって、いろんな人とのお話をする上で感じたこと
自分は単身なので、挑戦を求めて転職する事ができましたが、
結婚して、子供がいる人にとってはこの会社は本当にいい環境だと思います。
web企業は最近そういう傾向なのかも知れませんが、めちゃくちゃホワイトですし、
有給も簡単に取れますし、今はリモートで育児や家事がしやすくて助かっている人が多いようです。
家族との時間もしっかり取れているようでQOL爆上がりってなんだよリア充かよ!クソックソッ
なので、年を取って結婚して子供ができたとしたら、多分考えも変わってこの会社に戻って来たいなぁと思うでしょうし、
会社の偉い人から「戻ってきたらいいよ」と言ってもらえてすごい嬉しかったです。
何人かに、「どうだったら辞めてなかった?」と聞かれたときは本当に困りました。
辞めたくて辞めるわけではないので。(結果的にそうなってるんですが)
「加藤くんは事業を0→1、1→10にするのが得意なんだね」とも言ってもらえました。
得意かどうかはわからないですが、とてもモチベーションが湧いていたのを覚えています。
この会社で初めて開発のために休日出勤を申し出たくらいでした。(基本許可は出ませんが)
ただ、このままじゃまた会社が大きくなったら辞めて、、の繰りかえしになるのか、、、少し悩んでもいます。(理由は明確ではない漠然とした悩み)
これからの挑戦したいこと
エンジニアが2人の組織に飛び込むので、ほぼ1からの組織づくりに貢献したいと思っています。
また、プロダクトオーナーのように、プロダクトに対して自責で、あるべき形を考え実現していける人になりたいと思っています。
また会社(ヒト・モノ・カネ)の規模拡大に対してもコミットできる人間になっていきたいと思っています。
もちろん現役のエンジニアとしてもバリバリ活躍していきたいです。
自身にとって、会社にとっての最適なバランスを取りながら仕事ができればと思います。
謝辞
いろいろな事があったなぁと感じながらも、会社に対して満足行く貢献ができたのかと、自問自答してます。
ただ、「よくやってくれた」と言ってもらえたときは本当に嬉しかって、ちょっと涙を堪えました。
そして突然の転職意思をぶつけたのにも関わらず、みんなわがままな自分を応援してくれて本当に感謝です。
テストの鬼集団やプロフェッショナル集団にものすごく助けられましたし、それでも不具合を出して迷惑をおかけしました。
ここでは言えないような迷惑もたくさんかけました。(いい思い出と言ってもらえてよかったです…!)
そんな自分でも、大切にしてくれ、惜しんでくれる人がいることに胸がいっぱいになります。
今まで本当に、本当にお世話になりました。本当に楽しかったですし、この会社での思い出は一生モノです、家族のような大切な仲間ができました、入社できて本当に良かった。
本当に本当にありがとうございました!
そして、これからも同じチームで戦った仲間として仲良くしてくれると嬉しいです!
何卒宜しくおねがいします!