まとめるほどもない気もするが…
#複数のファイルでの開発#
複数のファイルで開発を行う場合、import文で他のファイルのクラスを使うことができる。クラスが増えてくると、パッケージでまとめる。
-
import
:パッケージとクラスを指定して読み込む。package
の次に記述する。 -
package
:文頭に記述する。パッケージを指定する。
ここではtest.main
とtest.sub
という二つのパッケージにそれぞれMain
クラスとSub
クラスを入れている。
package test.main;
import test.sub.Sub;
public class Main{
public static void main(String[] args){
Sub.hello();
}
}
package test.sub;
public class Sub{
public static void hello(){
System.out.println("Hello World!");
}
}
Main.java
でSub.hello()
を詳しく書くとtest.sub.Sub.hello()
。これをimport
で略しているという認識。
カレントディレクトリをcd
というフォルダにして
java test.main.Main
と打つことでMain
クラスを使うことができる。
作業ファイルがカレントディレクトリになくともクラスパスをjava
コマンド時に指定するか、あらかじめOSに登録しておくかすれば、あとはクラスローダーがやってくれる。
#API#
Javaにあらかじめ添付されている多数のクラス群を**API (Application Programming Interface)**という。
(別にjava以外のところでも言うけど)
代表的なところでは
-
java.lang
:Javaに欠かせないクラス群。 -
java.util
:プログラミングを便利にする。 -
java.math
:数学関係。 -
java.net
:ネットワーク通信関係 -
java.io
:ファイルの読み書きなど、データの逐次処理に関わる。
使う時は
// 例1
int r = new java.util.Random().nextInt(1);
// 例2
Thread.sleep(3000);
という書き方。これは、
- 例1
- パッケージ:
java.util
- クラス;
Random
- メソッド:
nextInt
- パッケージ:
- 例2
- パッケージ:
java.lang
- クラス:
Thread
- メソッド:
sleep
- パッケージ:
こんな風に認識しても良い。
Thread
という部分を略さずに書くとjava.lang.Thread
になる。
java.lang
というパッケージは頻出なので略して書ける。
なお、nextInt(1)
は0〜1の乱数発生、sleep(3000)
はプログラムの3秒停止というメソッド。
#参考書籍#
[スッキリわかるJava入門第2版]
(https://www.amazon.co.jp/dp/B00MIM1KFC/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1)
6章 Pp.222-259