Oracle Integration Gen3 でのMySQL接続設定ガイドとなります。
参考資料
MySQL インスタンスの作成
こちらは、Oracle Cloud Infrastructureが提供しているMySQL Database Serviceインスタンスを作成します。(詳細のステップは省略)
MySQLがOn Premiseまたは、Marketplaceから作成の場合、設定方法が同じです。何れにしても、OIC Agentを経由して接続します。(Public IPアドレスが有っても、OIC Agentを設定することが必要です)
注意:作成したインスタンスは、Public IPアドレス持つことができないため、踏み台サーバーなど方法でアクセスする必要があります。
踏み台サーバーの作成
MySQL インスタンスと同じVCNの下で、Public IPアドレスを持つ踏み台サーバー用のVMインスタンスを作成します。
(詳細のステップは省略)
MySQL Database及びユーザの作成
踏み台サーバーvmで、mysqlクライアントツール(こちらはmysqlsh)をインストールします。その後に、MySQL Database(demodb)及びユーザ(user01)の作成を実施します。
OIC Agentインストール・ファイルのダウンロード
Oracle Integration Gen3にログインして、Agentインストール・ファイルをダウンロードします。
OIC Agent Groupの作成
OIC Agent Groupの構成ファイルのダウンロード
mysql-connector JARのダウンロード
次のサイトから、mysql-connector JARをダウンロードします。
各種インストール・ファイルを踏み台サーバーへ転送
ダウンロードした次のファイルを踏み台サーバーへ転送します。
- OIC Agentインストール・ファイル
- OIC Agent Groupの構成ファイル
- mysql-connector JAR
踏み台サーバーでJDK17をインストール
踏み台サーバーでJDK17をインストールします。
(詳細のステップは省略)
踏み台サーバーでOIC Agentをインストール
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転送したAgentインストール・ファイルを次のフォルダ(oic_agent)に解凍します。
unzip -d oic_agent oic_conn_agent_installer.zip
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転送したOIC Agent Groupの構成ファイルをoic_agentに上書きします。
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転送したmysql-connector JARを
oic_agent/agenthome/thirdparty/lib/
の下にコピーします。
踏み台サーバーでOIC Agentを起動
cd oic_agent/
export JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/jdk-17-oracle-x64
export PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH
java -jar connectivityagent.jar
OIC ConsoleでAgentのステータスを確認します。
OICで接続の作成
- Host:MySQLインスタンスのIPアドレス(プライベートIP)
- Port:3306
- Database Name:demodb?sslMode=DISABLED(デフォルトでは、MySQLクライアントはSSL対応MySQLサーバーとのセキュアな接続を確立します。 現在、「MySQLアダプタ」ではSSL暗号化ネットワーク接続はサポートされていません。「?sslMode=DISABLED」をデータベース名demodbの後ろに追加する必要です。)
- Username:user01
- Password:作成したユーザuser01のパスワード
- Connectivity agent:作成したAgent Groupを選択