MacならLaTeX文章でヒラギノフォントを使いたい!
美しいフォントを...
フォントで文章のイメージは思った以上に変わるので,折角ならヒラギノフォントを使いたいと思いました。
方法
LuaLaTeXを用いると,次のように書くだけでできます。
% LuaLaTeX文書
\documentclass{ltjsarticle}
\usepackage{luatexja-fontspec} # これがポイント
\setmainjfont{HiraMinProN-W3} # ヒラギノ明朝の場合
# \setmainjfont{HiraKakuProN-W3} # ヒラギノ角ゴの場合
\begin{document}
こんにちは、LaTeX!
これでヒラギノフォントを使った文章を作成できます。
ああ、ヒラギノフォントは美しいですね。
\end{document}
簡単ですね🎶
setmainjfontの名前はどこに...
どこに書いてあるのか実のところわかっていません。
明朝体の名前はPostScript名と同じでした(Font Bookなどで確認できます)。
ゴシック体の名前は,PostScript名を指定しても動きませんでした。
明朝体がHiraMinProN-W3なら角ゴシック体はHiraKakuProN-W3だろう,という思いつきで見つけました(え?)。
参考にさせていただいたサイト
色々なページでLuaLaTeXでのフォントの指定方法が説明されていました。
例えば,ZR-TeXnobabblerさんのブログも参考になりました。
『イマドキのmacOSで平和に“pLaTeXでヒラギノ”する話(※ただし画期的)』
https://zrbabbler.hatenablog.com/entry/2023/08/08/225414