はじめに
- RSA社のSecurID Software Tokenを使う場合、RSA社が提供しているアプリ(これとか) を使うケースが多いと思う。
- とはいえ、CLIで叩けたほうが楽な場合があるので、
RSA SecurID compatible
を謳っている stokenというソフトウェアを使ってみる。 - macOS Big Sur を前提としている。
使い方
といっても公式のReadmeを見ればだいたいわかるが...
インストール
$ brew install stoken
インストール先は /usr/local/Cellar/stoken/0.92_1/bin/stoken
とかになるので、適当にpathを通してね。
sdtidファイルのimport
$ stoken import --force --file ~/foobar.sdtid
pin codeの設定
$ stoken setpin
import と setpin した設定は ~/.stokenrc
に保管されている。
stoken show
で設定を確認することができる。
token codeの生成
$ stoken tokencode
xxx
複数の設定を使い分けたい場合
import と setpin した設定は ~/.stokenrc
に保管されるので、 cp ~/.stokenrc ~/stokenrc_a
などと適当にrenameしておく。
その後別のsdtidをimportしたものは ~/.stokenrc_b
などとして、以下のように使い分ければ良い
$ stoken tokencode --rcfile="$HOME/.stokenrc_a"
$ stoken tokencode --rcfile="$HOME/.stokenrc_b"
自分は ^ これを zsh の alias にしています。
おしまい