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【30歳/完全未経験/独学】webアプリを作製しました【Golang, Next.js, MySQL, Docker, GitHub Actions CI, AWS Fargate on ECS】

Last updated at Posted at 2024-03-04

V-kara開発

はじめまして。

IT業界未経験、プログラミング未経験の状態から独学でwebアプリを作製しました。
きっかけは趣味で使いたいアプリが無かったことです。
自分用に開発し始めてすぐにのめり込み仕事にしたいと思うようになり、一般向けに軌道修正してポートフォリオとしました。

自己紹介

  • 30歳男
  • バックエンド志望
  • 理系私大卒
    • 生物化学系
      コロナでお馴染みとなったPCRもやってました
  • 職歴
    • 排水処理の薬品・プラントで営業技術6年(mac)
    • めっき薬品の営業技術2年(windows)
    • 個人開発1年(一部在職中)
    • 退職 : 2023年末
  • ITの理解度
    • 2年前の自分「javaとjavascriptは全然違うってネットでよく見る」「HTMLって何?」

ポートフォリオ

概要

  • サイト: V-kara
    V-karaはVTuberの歌枠の歌情報を登録し、いつでも見返せるwebアプリです。
    歌枠とは配信者がカラオケのように沢山歌う配信のことで、どの配信の何分何秒に何を歌ったかの把握が難しいのが唯一の欠点です。
    V-karaはその欠点を補い、歌の検索、視聴、布教までシームレスできます。
     ただし、コンテンツ情報はユーザーによる入力が必要で、ユーザー同士で作り上げるDBのような立ち位置です。
    ※ゲストログイン可能です。
  • リポジトリ: GitHub
  • サイトデモ動画: YouTube

webアプリ主要ページ紹介

共通仕様

  • 曲名をクリック
    ページ内の動画が切り替わり、その曲からスタート
  • 曲名の右のコピーアイコンクリック
    その動画のその曲から再生できるURLをクリップボードに保存
  • 表のソート
  • ページを開いた際に動画の自動再生

TOPページ

全歌一覧ページ

  • ドロップダウンで選択/検索でき、表をfilterする

VTuber個別ページ

  • VTuver毎にURLが個別生成される
    そのままブクマや布教できる
  • ページを開いた際に、このVTuberの登録曲がランダムで選ばれ再生が始まります。

データ入力ページ

  • ページ中央のラジオボタンで入力するコンテンツを選択

レスポンシブ対応

通常画面 ハンバーガーメニュー
Screenshot_20240304_223102_Chrome.jpg Screenshot_20240303_220830_Chrome.jpg

ステルスリリースページ

アクセス方法は秘密です。
(コード公開してるので読まれたらバレますが。)

※最初からやっていたのですが、一般的にある手法だと知って掲載しました。(4/9追記)

image.png

技術

使用技術

言語、サービス フレームワーク/ライブラリ
Next.js v13.5.6 TypeScript v5.1.6
React v18.2.0
react-hook-form v.7.47.0
react-select 5.7.7
react-table 7.8.0
react-youtube 10.1.0
Go v1.18 GORM v1.25.4
GIN v1.9.1
go-sqlmock v1.5.1
godotenv v1.5.1
ozzo-validation v3.6.0 (記載漏れのため追記)
MySQL v8.0.32 -

構成図

初期案

ER図 画面遷移図
main, header/footer
GitHub リンク GitHub リンク
縮小画像掲載
予定
縮小画像掲載
予定

完成物

ER図
ER図.png

画面遷移図 figma, 原寸画像
v-kara

AWS構成図

  • ※備考※
    • GitHub Actions CIは構築済みです。
    • GitHub Actions CD, apiのprivate subnet化にも取り組んでいます。
    • EC2インタンスは通常時停止です。

技術選定理由

プログラミング、IT業界ともに未経験で着手し独学で作りました。

  • Go

    • 比較対象:JAVA、Ruby、Python、PHP
    • コンパイラ言語であり実行速度が高速である
    • 静的型付けであり、コンパイル前にバグを発見しやすい
    • 静的型付けかつ記述自由度が低いことから、以下2点を利点と考えた
      • 開発を中長期まで続けた際にも、加筆・改修しやすい
      • 他人のコードを読んだ際に学びやすい
    • Javaも多少書いてみたが、簡素にかけるGoの方がしっくりきた
    • SHOWROOM、IRIAM、Twitch、AbemaTVといった動画配信サービスにも採用されている
    • 他分野でもメルカリ、Docker、Riot等幅広く使用実績がある
    • 定義参照でGoの内部実装コードを読める。しかも読みやすい。
      ※言語仕様として珍しいのを就職後に知った
  • Gin

    • 比較対象:echo等
    • セキュリティ面が強い
      ↑echoと比較して強くはないとご指摘いただきました
    • Goの国内案件数が最多
    • 比較的新規言語かつ現状では後方互換性があり、参考にした記事がバージョン古すぎてだめだった(思い出したので追記)
  • Next.js

    • 比較対象:Vue.js, React
    • 広く普及しているReactベースのフレームワークであり、SPAを簡単に実装できる
    • 基本的にTypeScriptと共に採用されるため静的型付け言語であるGoと平衡で学びやすいと考えた
      (全くそんなことはなかったです)
    • ページのルーティングが簡単
    • ※6/4(就職後):デフォでhot reloadあるの神。現職はviteをありがたがって使ってる。
  • MySQL

    • 比較対象:Oracle Database、PostgreSQL
    • 無料かつ、PostgreSQL等と比較し機能が少なく、易しい
  • アーキテクチャ

    • バックエンド
      クリーンアーキテクチャ: 拡張やバグ修正しやすさを向上し長期間のサイト運営でも開発コストを抑えられることを期待した
    • フロント
       アトミックデザインの考え方を適宜取り込みつつReactの流儀を模倣するに留め、機能ごとにフォルダ分けすることで既存コードを探し出しやすい構成にした。
       ページ構成やCSSも関わってくることから学習初期段階でクリーンアーキテクチャや完璧なアトミックデザイン等を導入しても適切に運用できるとは思えなかった。結果として将来を通して開発コストが増加してしまうものと考えた。

機能

  • 機能要件

    • 会員機能
      • ログイン(ゲストログイン機能有り、JWT使用)
      • ログアウト
      • 退会
    • コンテンツ*を表やドロップダウンで閲覧
      • *対象データ:VTuber(配信者)、動画(歌枠)、歌(その歌枠の時間指定)
    • コンテンツ*の登録、編集、削除(会員専用)
      • 登録, 編集時はプルダウンを併用し、簡単に入力できるよう(react-select)
      • 削除時は自分で登録したデータを表で一覧表示し、各行に削除ボタンを設置した
      • マイページにて、自分の登録した情報の一覧を確認できる
    • VTuber個別ページ
      • Go, Next.jsともにダイナミックルーティングで自動生成
      • URLにVTuber名のkanaを採用することで若干のSEO対策
    • 表(react-table)
      • ページ内動画再生:曲名クリック (react-youtube)
      • 動画へのリンクをコピー:各曲のコピーアイコンクリック
      • VTubre個別ページ:TOPページにて表のVtuber名クリックでページ遷移
      • ページネーション
      • ソート機能
      • ドロップダウンと連携し、検索や選択でfiltering
      • 直近に登録された50曲の表をtopページに配置(その際、ゲストアカウントの登録データを除外)
    • いいね機能
      • いいねクリックでアイコンの色が変化
      • そのコンテンツに付いた総いいね数を表示
    • バリデーション(react-hook-form、Goでも少し)
      • 会員登録、ログイン時:メアド、パスワード
      • データ登録時:Vtuber名、kana、紹介動画URL、歌枠動画タイトル、歌枠動画URL、曲名
    • レスポンシブ対応(PC推奨)
    • 完全SPA化、apiを叩くページは全てSSR化(Next.js)
    • ブラウザ対応:Chrome, Opera, safari
  • 非機能要件

    • N+1問題対策:

      • 正規化して設計
      • 取得時はJoin使用
    • SQLインジェクション対策:ORM導入

    • 不正なログイン対策:CookieにJWT保持

    • DB流出時の被害減少および平文が開発者(私)に見えないように:

      • パスワードをbcryptでソルト付けてhash化
      • メールアドレスをAESで暗号化
    • クリーンアーキテクチャを採用し、拡張と修正しやすさを向上

    • https化

    • コンテナ化で開発環境と本番環境の差を低減(Docker)

    • コンテナを一括管理(Docker Compose)

    • ステルスリリースページ(4/8追記)

参考にしたもの

※後日掲載予定


備考

  • 今後の実装検討:issue#74
  • 開発画像:isseue#26
  • Gitの経験
    • git rebase -i Hard
    • git riset 系手を動かした履歴
    • git flter-repo、オンライン削除申請
      (古いコミットをpullした際に.gitignoreが書き換わってしまったことで事件が置きました)
  • SQL(V-karaではMySQLを使用)
    • 平で書いて理解に努めてます
      例) Xのポスト
    • postgresQL
      就活の選考課題で簡単なcrudとuser認証認可のDB設計およびGORMでの実装をやりました
      (この記事を初公開してから2週間後の話です)

最後に

非常に長かったと思いますがここまでお読みいただきありがとうございました。

ここからはただのお気持ち表明と同じ境遇の人への情報共有にです。

このアプリを開発する上で、自分が大事にしたのは目的を見失わないことです。

  • 好きなVTuberの歌を簡単に聞けるようにすること
  • その歌を「あの人がこんな歌を歌っていたよ」と気軽に他人へ渡せること

そして、全ての機能はこれを達成するための手段でしかありません。
仮に気に入らない状態になっていても、仮にまだ実装したい機能があっても、目的に対して優先度が低ければ後回しにしています。
なので、実務レベルには遠く及ばないでしょうが都合よく言えばMVP開発です。

独学の進め方

以下、自己流ですが同じような境遇の人に何か役立てばと思います。

  1. 上述のMVP開発の意識は勉強・開発における挫折予防として役立ったと思います。
    (初心者なので最初はできないタスクも、後回しにしている間に成長していて後で簡単に実装できたことが多々ありました。)
  2. DiscordとGitHubに進捗と備忘録を兼ねてひたすらアウトプット:専用 issue#74
    • 公開できる情報はGitHubの該当のissueへ
    • 公開できない情報が載る可能性があること(AWS周り等)はDiscordのスレッドに
    • 実装したい機能やその良し悪しを思いついたら布団の中からでもやる
      GitHub
      issue
      Discord
      thread
      threadの中身 初期はDiscordのチャンネルにメモってました
      管理しにくかったです
      image.png image.png image.png
  3. 必要と思ったことはやる
    YouTube iflameのバグにぶつかった話です。
    • OSSドキュメント通り書いても、期待通り動きませんでした。→バグの映像YouTube
       OSSを類似品に変えてもダメでした。
       サンドボックスで何でも試しました。コード
    • react-playerサンドボックスの issue→ 解決せずYouTube
    • react-youtubeサンドボックスの issue→解決せずYoutube
    • 自分の問題では無いと確信→OSSのissueへ投稿 issue #1725
       同じ境遇の人から裏技的な回答をいただき、一応解決しました。
    • 解決実践のメモ issue
      ただ疑問なのは、こんな大掛かりなバグ、大問題になってもおかしくないです。本当は自分の使い方が間違ってるのかも?
  4. Xでとりあえず呟く
    どうしても分からなければXで呟きます。
    他人に分かるように情報を整理整頓することで問題の切り分けが進んだり、解決しなくても1ステップ進んだ気持ちになり、ストレスが緩和されたように思います。
     結果、ポスト後に自己解決できたり、親切な方に教えてもらえたりします。
  5. paiza様コーディングテスト
    Bランクに昇格すると紹介できる求人が増えるとのことでポートフォリオ完成前にチャレンジ。
    2問目でなんとかクリア。(目標時間を数分オーバーし減点され昇格ならず。)
     1問目は全く分からず、ご飯中やお風呂中も考えてなんとか正解には辿り着けました。慣れているうちにと、直ぐに2問目に挑戦しました。
     ちなみに、そのエージェント様に再確認したところBランクでも30歳に紹介できるところは無かったと言われ挑戦をやめました。(ポートフォリオ作成に戻りました。)
     ただ、1ヶ月後に担当者が変わってからGoの自社開発企業様を紹介していただけました。
     Screenshot_20240329_172232_Chrome.jpg
     Screenshot_20240329_172201_Chrome.jpg
  6. 他人の意見ももらう
     デプロイと同時にまずは知人(top画面のスクショだけなら10人くらい)にフィードバックをもらい、機能追加やバグ修正を行いました。未対応のものもGitHubのissueに記録しています。

今後も追加したい機能が山のようにあるので、仮にエンジニアになれなかったとしても開発は続けていきたいと思っています。

ちなみに、一番集中できたときで1日で19時間コーディングしてました。
(31時間くらい起きており、そのうち連続した24時間のなかの19時間)
人生でこんなに集中力が続いたのはじめてで、気がついたらそんなに経っていたという感じで楽しかったです。
逆に、この365日で1時間もやらなかった日はありません。
普段は1人暮らしですが、親の体調不良で看病のために帰省した際は、ゲーミングデスクトップからモニター(2枚)から全て持ち帰って意地でもやりました。

30歳を節目に未経験へのハードルがぐっと上がる業界の様ですが、悔いの残らない転職活動になるよう最後まで頑張ります。

もしご質問があればこの記事、Xのポスト、リポジトリのissue等にご連絡ください。
自分の勉強やV-karaの品質向上につながると思いますのでできる限りお答えします。

4/28追記:顛末

※特に未経験転職の実情を知りたい方向け

ほぼ2ヶ月かけて就活が無事終わりました。

※GCP完全未経験


  • 総合結果
    申込み、
    スカウト
    書類通過 内定 内定の年収
    SES 1 350
    受託 2 0 -
    自サ 40~60 10? 5 ? ~ +80万

※備考

  • 常に「未経験なので200万円代が普通だとは思いますが、公私ともに自己研鑽にも使いたいので300万を希望します。」と伝えていました。
    実際に、就活中だけでAWSと書籍約8冊で5万弱溶けました。
  • X(DMやメール含), Wantedlyからスカウトをいただきました。
    この記事とXで転職タグでポストした効果が大きかったようです。
    • SES :3社 (PF完成の半年前かつ非Goだったので全てお断り)
    • 自社:5社 (内3社内定)
  • 転職の軸
    以下を達成するためにまずは自社開発企業に絞り選考を受けました。
    • サービスそのものを好きになる。
    • バックエンドGoを書ける。
      • 書きやすさとスペック両方でGoが大好きなため。
      • 早く1人前になって会社へ貢献するためには、まず1言語を覚えてプロトコル、開発手法、概念を身に付けるべきだと思った。
      • (企業様には伝えてないですが、↑のこともあり)案件ごとに技術が変わった際にとても付いていける自信が無かったため。

就活中もこっそりバグ修正等してましたので、その最終的なコード(GitHub)をここに記載します。
選考活動そのものが非常に勉強になり、修正点が無数にあることが分かりました。少しずつ直していきます。

  • 未経験で頑張っている方へ
    以上の何かを参考にされるかもしれませんが、その際にご迷惑をおかけしたくありません。
    「v-karaのここってこの書き方で良いの?だめじゃね?」のような質問も受け付けます。

Xにも書きましたが、やりたいことをやるために強強エンジニアになります。

  • 今後の投稿
    ここまでで示せなかったのですがPF作成中に以下2点は記事っぽくメモにしています。業務でやった新しいことも含め、類似記事が無さそうなものは投稿したいと思っています。
    • Gitコマンド
      (履歴削除、コミットコメント編集、コミット・プッシュキャンセル、他)
    • アーキテクチャについて

最後までお読みいただきありがとうございました。

(……ブクマを沢山いただいてますが、こういう情報で良かったですかね)

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