はじめに
2023年秋期試験(10月)で応用情報技術者試験に合格しました。
基本情報技術者試験を2023年7月に合格したので、勉強期間含め半年で基本・応用の両方に合格できました。
受験・合格体験記として記録を残します。
スペック
- 通信業界の社会人2年目
- プリセールスだが、業務は提案や契約周り中心で技術的な部分はあまりやっていない
- 国立大学 修士卒
- 学部は情報系、修士は工学系出身(データサイエンス系の研究)
試験勉強
時間
初めて手をつけたときから考えると、トータル半年程。
正直なところ直前期以外はさぼりまくっていたので、ちゃんと取り組んだのは基本情報が2週間、応用情報が1か月程度。
7月 基本情報技術者試験⇒10月 応用情報技術者試験という風に段階を踏んだことで、内容もつながっていてやりやすかったです。
使用教材
- 過去問道場(FE、APともに圧倒的にこれ)
- 基本情報技術者試験 B試験 サンプル問題
- 応用情報技術者試験 午後問題重点対策
勉強方法
どちらの試験も午前対策は過去問道場に尽きます。
午前対策
より短期間で、効率的に覚えるために以下のやり方で取り組みました。
- 過去3回分の試験を分野別に分けて少しずつ取り組む
- 過去問道場で分野別で1,2個⇒回指定で最新から3回分を選択
- 出題分野すべてに対して解き終わったら、過去問道場の「復習」から自分が間違えた問題だけを徹底的に解く
- 最新から3回分が完了したら、さらにそこから3回分に対して同じことをする
- 結果として計6回分の午前問題に触れる
(自分は後半3回の復習はあまりできないまま本番を迎えたのが反省点です...)
- 3回分ずつ解くことで、全く同じ問題が出題されていることが見えてくるので自動的に重要な問題を優先して覚えられる
- 同じ問題が出題される場合、間違えてもすぐに復習できるので重要なところを暗記しやすい
午後対策
基本情報技術者試験 B試験 サンプル問題
IPAのHPにあるこれです。試験前日に1周解く⇒解き直しをしました。
https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/ps6vr7000000oett-att/fe_kamoku_b_sample.pdf
APの午後重点対策本+IPAのサンプル問題でFEの午後対策という感じでした。
プログラミング経験のおかげでアルゴリズム系の問題に苦手意識がなかったことが良かったのかなと思っています。
応用情報技術者試験 午後問題重点対策
有名な緑色の午後対策本で下記6つを解いていました。
- セキュリティ
- 組み込み
- ネットワーク
- データベース
- サービスマネジメント
- システム監査
ネット情報で解きやすいといわれていたもの+自分の仕事上勉強しないといけないネットワークとデータベースを含めた結果このようになりました。
試験当日までにセキュリティは3周、テクノロジ系の3つは2~3周、マネジメント系は1周できました。
結果
無事合格できてほっとしています。
2023年7月 基本情報技術者試験
午前(科目A)はテクノロジ系への苦手意識を残したまま試験当日となりましたが、他分野が補ってくれたおかげで基準点を超えることができました。
午後(科目B)は予想していたよりも手がつけやすかった印象です。
2023年10月 応用情報技術者試験
午前はテクノロジ系でこれまで聞いたことないような問題が多く出題されていたように感じ、解きながら焦っていました。得点率はマネジメント系とストラテジ系で8割、テクノロジ系で6割でした。やはりテクノロジ系はギリギリでしたね。
午後の選択はこんな感じです。
- セキュリティ
- ネットワーク
- データベース
- サービスマネジメント
- システム監査
今回はデータベースがかなり易しく、全体の得点を押し上げてくれて助かりました。
感想
IPA試験の土台となる試験に合格できて嬉しいです。
自分では気づいていませんでしたが、仕事しているうちにマネジメント系の知識がついていたんだということにも気づかされました。大手企業の若手社員は、APの午後試験でマネジメント系の問題を選択することをおすすめします。
今よりも技術に触れられる業務をしたいと思っているので、今後は更にテクノロジ系の知識取得・実践経験を積めるように頑張っていきたいと思います。